吉田正尚、新人王”有力”の声には「関心なし」と米報道 現地メディアは「真のルーキーだとは感じていない」と見解

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打率.309とハイアベレージを残す吉田。その力はすでにメジャーでも認められている(C)Getty Images

 その言葉の裏にはトッププレーヤーとしてのプライドがうかがえる。

 今季、レッドソックスでメジャー1年目ながら高い打撃スキルを発揮している吉田正尚。打率は現在、ア・リーグ3位に名を連ね、チームでも打線の主軸を担うほどの活躍だ。

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 初のメジャーシーズンを送る吉田はシーズン序盤より、米国内メディアにおける「ルーキーランキング」にも常にその名前が上位にランクされてきており、はやくも「新人王当確」の呼び声も高い。

 だが、この高い評価に対して、本人が否定的な姿勢であると現地では報じられている。米ニュースサイト『Larry Brown Sports』では6月8日、吉田が新人王について語ったコメントを紹介している。

 同メディアの記事では「今シーズン、マサタカ・ヨシダはレッドソックスで大きなインパクトを残し、その結果、何らかの評価を受けるかもしれない。しかし、それはヨシダが望んでいる評価ではない」と指摘。

 その上で「自分が真のルーキーであるとは感じておらず、その賞は他の誰かに贈られるべきであると主張した」として、吉田本人が現地でのインタビューでルーキー資格について語った言葉を掲載している。

「『私はすでに日本で何年もやっているので、新人王には関心がありません』と、ヨシダは水曜日に通訳を介して、ボストン・グローブ紙に語った」として、他にも「しかし、それは名誉なことです」とも付け加えていたという。

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