「すでに興味を示す声が届いている」トレード報道の吉田正尚 ジャイアンツ、カブスなど4球団が移籍先候補と米メディアが見解

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MLB2年目を迎える吉田は果たしてトレードに出されるのだろうか(C)Getty Images

 レッドソックスの吉田正尚がトレード候補に挙がっていると米国内で報じられている。今月5日(日本時間6日)、現地メディアのニュースでは、球団の年俸総額削減などを理由に、吉田、またベテラン右腕のケンリー・ジャンセンに対して、すでに他球団からの問い合わせがあるとも伝えられている。

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 今季がメジャー2年目となる吉田はルーキーイヤーの昨シーズン、一時は首位打者争いにも加わるなど高い打撃力をみせ、チームの中軸として存在感を示した。一方で、指名打者、左翼手として出場を続けたものの、守備面の課題が指摘されていた。

 多くの選手の移籍が行われているオフシーズン、突如として吉田のトレードの可能性が浮上したことで、海外メディアも反応をみせている。スポーツサイト『FANSIDED』スペイン版は現地時間1月8日(同9日)、吉田の移籍先を予想するトピックを配信しており、ジャイアンツ、カブス、ブレーブス、ガーディアンズの4球団を候補に挙げた。

 その中で「30歳のヨシダは打率.289、15本塁打、33二塁打、72打点を記録しており、契約は4年残っている」と昨季の成績を記しながら、同メディアが予想する4つの球団のチーム事情にも言及している。

 ジャイアンツに対しては「韓国人のイ・ジョンフと契約したばかりだが、サンフランシスコの外野は改善の余地が多くある部門であり、最悪の場合、ヨシダが指名打者となり、チームの起爆剤となる可能性もある」と主張。さらにドジャースやダイヤモンドバックスなど強豪が集う、ナ・リーグ西地区を勝ち抜くための戦力が必要であるとして「ヨシダはすでにビッグマーケットでプレーするプレッシャーに耐えられることを示している」と評した。

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