大谷翔平が生んだ“不公平な優位性”に反発止まず MLB球団幹部たちが“二刀流のためのルール”に改正を求める
当然ながら現在のMLBにおいて「大谷ルール」の恩恵を受けているのは、ドジャースのみ。それだけに現場でもドジャースが有利ではないかと不満の声が噴出。今年4月には、カブスのクレイグ・カウンセル監督が「これはドジャースの問題でも、オオタニの問題でもない」とした上で、「たった一つのチームのために許された、おそらく最も奇妙なルールだ」と断じる事態となっていた。
そんな大谷とドジャースに対してのみ機能しているルールを問題視するのは、各球団幹部も同様だ。米紙『USA Today』は、各球団のGMたちが新たな労使協定が締結される今冬に、「MLBに対して投手枠の制限変更を働き掛ける意向だ」と報道した。
GMたちの考えについて同紙は「彼らは自分たちの思い通りにロースターを編成できることを望んでいる。そうなれば、必要に応じて投手の人数を増やし、野手の数を減らすことも可能になるからだ」と指摘。各球団幹部たちがより自由度の高い編成を組めるよう規制緩和を求めていると論じ、「大谷ルール」が改悪だとする風潮の存在も認めた。
「現行のルールが見直されれば、間違いなくショウヘイ・オオタニが二刀流選手であることでドジャースが不公平な優位性を得ていると考える球団からの不満も和らぐことになる」
二刀流戦士の活躍を促すために誕生した「大谷ルール」は、この先にどう変わっていくのか。球界の均衡を保つ上でも、全面的な規制緩和を検討すべきなのは間違いない。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
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