東京五輪メダリスト並木月海、幼なじみの那須川天心の勝利に「最後の最後までかっこよかった」
2022年4月2日（土）東京・国立代々木競技場第一体育館『Cygames presents RISE ELDORADO 2022 ～Tenshin Nasukawa Finalmatch～』でのメインイベント、「那須川天心 RISE Final Match バンタム級（-55kg）3分3R延長1R」で、RISE世界フェザー級王者・那須川天心（TARGET/Cygames）と、風音（TEAM TEPPEN）の試合が行われ、那須川天心が判定勝ちを収めた。
この日をもってRISEを卒業する天心のセコンドには朝倉未来、対戦相手の風音のセコンドには天心の父・弘幸さんがついた。
その節目の試合はAbema TVで生中継され、特別ゲストに那須川天心と幼稚園時代に空手で対戦してからの幼なじみで、東京五輪・女子ボクシングフライ級銅メダルの並木月海がゲスト解説として会場で見届けた。
試合は、那須川対策をしてきた風音に右ストレートで顔面を捉えられ苦戦する場面も見られたが、最終的には天心の上手さに軍配が上がった。
この試合を観ていた並木は、「両者の意地のぶつけ合い。（３Ｒ終了後には）延長もあるのかな」と、拮抗したいい勝負であったという印象を語った。
それでも試合後には、
「（天心が）勝ってうれしいです。色々な事を乗り越えて、勝っていることがすごいし、偉大だと思います。自分はまだまだなんですが、負けないように頑張りたい。天心ならどこまでもやってくれると思う。最後の最後までかっこよかったです」
と、天心の功績を心から讃えるとともに、その姿から大きな刺激をもらったとコメントした。
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