『神童』那須川天心を育てたRISE伊藤代表を直撃①「（６月の天心VS武尊戦は）お互いに負けられない試合。だからこそ面白いわけでしょ？」
――ちなみに天心選手は、6月に武尊戦が決まっています。
「僕はね、練習は違うポイントは多々あるけどほぼ一緒で大丈夫だと思います。（風音と武尊は）おおまかに言うと似ているんですよ」
――似ていますか。とはいえ、時間的な制約がないわけではないですね。
「じっくりやらせるのも手ですけど、元々、４月2日は決まっていたことじゃないですか。そこに（大会を主催するRIZINの榊原信行CEOがボクシング行きを）延長してくれって前代未聞の言葉が来て決まったわけで、元々、先はこっちだったわけですから。それは天心も責任感があるから、ここもやります、あそこもやりますって。そこは何回もミーティングしましたし、だったらどうならやるんだとか、いろいろ条件を出し合いながらで条件がまとまったので、じゃあ、やりますかっていうことですけどね」
――風音戦が終わり次第、武尊戦用にすべてを変えないといけない。
「それはもちろんですけど、チームのみなさんが優秀なので、それが最高の環境をつくって、対策を練って。お互いに負けられないような試合だからこそ、面白いわけでしょ？ だからワクワクするわけじゃないですか。それでその話で世間が盛り上がるのがビッグマッチですね」
[文:Show大谷泰顕]
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