164kmで大谷超え間近のロッテ・佐々木朗希 意外な最大のライバルは、実はチーム内にいた!?

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 2018年には167キロを投げてはいたが、ここ数年はメジャーの表舞台には立っていないため、その実力には疑問を投げかける関係者も少なくなかった。加えて昨年に続き今年も新外国人の入国が大幅に遅れ、キャンプには参加できなかった。調整遅れは否めなかったが、オープン戦など実戦数試合で試した井口監督は実力を確信。「7、8回を任せられる」と勝ちパターンの継投に組み込んだ。開幕戦では期待通り白星発進に貢献。佐々木の後を受けて8回に投げた27日は1回1失点で来日初失点こそ喫したものの、160キロの直球で鈴木大地を左飛に仕留めるなど、期待に違わないスピードも示している。

 投手の球速はシーズンが進み、気温が上がってくるとそれにつれて上昇していくとされている。佐々木の大谷超えを多くのファンや関係者が可能性は十分と考えるのも、その理屈からである。そういう面でいえば、ゲレーロの球速も間違いなく上がってくる。しかもここまでの調整過程や昨季の充実度でみれば、佐々木よりものびしろは大きいとみるのが普通だろう。

 3月の来日後には、2m3cmとされていた公称身長が、実は2m6cmであったことが発覚したコロンビア出身の怪腕。日本球界最速記録は巨人のビエイラが持つ166キロだが、それを破る可能性を誰よりも秘めるのは、佐々木ではなくゲレーロなのかもしれない。






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