止まらない白井審判員の炎上問題 絶対に犯してはいけなかった最大の過ちとは

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 審判に毎試合、取材対応義務はない。ただし、過去にも物議を醸しかねない裁定が下された際には、多くの審判員がメディアに対して口を開き、ファンへ届くように説明を重ねてきた。これだけ大きな騒動を起こしておきながら、悪びれないどころかコメントからはメディアやファンへの誠意のかけらも感じられない。その態度について指摘するネット上の意見は数多い。

 この試合前まで佐々木朗は2試合連続完全試合を継続中と、世間の注目を集めた一戦であった。であるからこそ、普段プロ野球にはあまり興味のない層の目も多く注がれていた。そこでさらされた20歳の若者を威嚇するかのような表情で歩み寄る異様な光景。野球界の上下関係や暴力性さえ想像させる場面に「見ているだけで気分が悪くなった」「子供には絶対に見せたくない」「だから野球は…」といった嘆きの声が連日ネット上に寄せられている。

 本来であるならば白井審判員は試合後の取材に真摯に応じ、どのような意図で佐々木投手に対したのか、きちんと説明するべきだった。例えば「ストライク、ボールの判定に対して不服と感じているのかなと思った。その確認をすべきタイミングだと感じてそうした」など。毅然とした態度でファンへ向けてそう説明すれば、ここまで騒動が大きくなることはなかったのではないか。

 佐々木投手の態度自体にも改めるべき点はあった、という指摘は球界関係者の多くからも聞かれる。他の選択肢があったかもしれないが、注意を行うという行為自体は相手を思っての行動だ。だが、見ているものの多くがあの注意を、そうとは受け取れなかった。であるならば、はっきりと説明すれば良かった。プロ野球という興業において、何よりもファンを無視した態度である。そして、今さら口を開こうが、それこそ時既に遅しである。また多くのファンが「プロ野球」という存在に閉口し、そっぽを向き始めている。

[文/構成:ココカラネクスト編集部]

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