B1リーグ・シーホース三河、群馬に悔しい連敗を喫す

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 シーホース三河は、2月4日(土)、5日(日)に敵地の太田市運動公園市民体育館で群馬クレインサンダーズと戦った。

 4日の第1Game、第1Qは角野がスティールからプッシュして先制点を挙げる好スタート。西田とガードナーの2メンゲームで先行する。対する群馬は開始5分にターンオーバーからパーカーが決めると、キーナンも連続3Pシュートと反攻。17-26と9点のビハインドで終了。

 第2Qも一進一退の攻防を続ける中、長野の3Pシュートなどで5点差に詰め寄る。群馬もキーナンの連続得点で突き放しにかかるが、ガードナーのブザービーターで39-46と点差を詰めて終了。

 迎えた第3Q、ガードナー、西田を起点に反撃するも、群馬もキーナン、パーカーに立て続けに3Pシュートを許す苦しい展開。オフェンス陣の歯車がかみ合わない中、西田が果敢なアタックや3Pシュートで食い下がる。それでも52-74と点差を拡げられて、終了。

 何とか反撃したい第4Q、開始早々ターンオーバーになりそうなところを奪い返し、細谷がレイアップを決める。その後も中村のジャンプシュート、シェーファーのフリースローで加点するも、群馬・ターズ―スキーに連続で6得点を奪われて、傷口を広げる。最後は72-87で完敗した。

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 迎えた5日のGame2、第1Qは前日のゲームの反省を生かし、強度の高いディフェンスで守りを固めつつ、ガードナーのゴール下、中村のフリースローで先行する。その後もガードナーの3Pシュート、ワンマン速攻からのバスケットカウント、3Pシュートの3連続得点で一気に突き放す。23-15とリードして終了。

 第2Q、両チームともタイトなディフェンスで得点を許さない。一時は群馬・キーナンにリバウンドから連取されて2点差に迫られるも、32-31と僅差でリードを守ったまま前半を終了。

 第3Q、攻撃の起点、ガードナーが躍動する。立ち上がりに群馬・ジョーンズのファストブレイクで逆転を許すも、ガードナーがすぐにパワーアタックで取り返す。その後もガードナーと西田のピック&ロールを軸に得点を重ねる。最後もガードナーの3Pシュートで勝ち越し、56-52と4点リードのまま最終Qへ。

 第4Qは開始早々、群馬・八村、キーナンの連続3Pシュートで逆転を許す。次々に得点を決められ、嫌なムードが漂うところをガードナーのフリースロー、シェーファーのリバウンドで反撃するが、残り3分半に群馬・ジョーンズのバスケットカウントで点差を拡げられる。シェーファーもオフェンスリバウンドから得点を重ねて食らいつくが、反撃もここまで。69-75で惜敗、悔しい連敗となった。

―試合結果―
2023年2月4日(土)
群馬 〇 87 – 72 ● 三河
(三河通算成績 12勝23敗)

1Q 群馬 26–17 三河

序盤はペースを握るも、高確率に3Pシュートを決められ9点のビハインド

スターティング5は、#7長野、#18角野、#19西田、#32シェーファー、#54ガードナー。

#18角野がスティールからプッシュして先制点を挙げる好スタートを切る。ディフェンスとリバウンドでハードにプレーし、#19西田のドライブ、#19西田と#54ガードナーの2メンゲームで0-6と先行する。群馬は#4ジョーンズの3Pシュート、#15チェンバースのカットインで応戦するが、#7長野がミドルシュート、#18角野がアタックからフリースローを獲得と全員が攻め気を見せる。

開始5分にターンオーバーから群馬#3パーカーに決められて11-10と逆転されると、#40キーナンに連続3Pシュートとフリースローで8得点を稼がれ、リードを6点に広げられる。#54ガードナーのワンマン速攻、#19西田の1on1で追いかけるも、群馬に#30山崎の3Pシュートなどで得点を重ねられ、9点ビハインドで1Qを終える。

2Q 群馬 46–39 三河(群馬 20–22 三河)

ガードナーが10得点を挙げて、点差を詰める

スタートは、#1中村、#4細谷、#19西田、#21橋本、#54ガードナー。

#19西田と#54ガードナーのコンビプレーで先制。#21橋本がディープ3Pシュートを射抜くも、群馬#8八村、#7五十嵐に連続で3Pシュートを決め返され、リードを二桁に拡大される。

14点のビハインドで迎えたオフィシャルタイムアウト明け、スティールから#32シェーファーが連続得点。さらに#3柏木が巧みなディフェンスで群馬のターンオーバーを誘発し、#54ガードナーがファストブレイクにつなげて36-28と8点差まで追い上げる。

群馬は#4ジョーンズの得点で踏みとどまるが、#54ガードナーのバスケットカウント、#7長野の3Pシュート、#1中村の合わせで5点差に詰め寄る。群馬は#40キーナンの連続得点で突き放しにかかるが、#54ガードナーのブザービーターで46-39としてハーフタイムに入った。

3Q 群馬 74–52 三河(群馬 28–13 三河)

群馬の得点を止められず、点差を20点台に乗せられる

スタートは、#7長野、#18角野、#19西田、#32シェーファー、#54ガードナー。

#54ガードナーと#19西田を中心に反撃するも、#40キーナン、#3パーカーに立て続けに3Pシュートを決められるなど群馬の得点を止められず、開始3分半に59-43と16点のビハインドを許す。

オフェンスの歯車が噛み合わない中、#32シェーファーのゴール下でつなぐが、すぐに群馬に返上される我慢の時間が続く。それでも#19西田が果敢なアタックやステップバック3Pシュートで食い下がり、#7長野もドライブで続くが、アウトサイドシュートの確率が上がらず、残り2分に群馬#3パーカーの3Pシュートで72-52と20点差をつけられる。以降はスコアを動かせず、22点差で最終Qを迎えた。

4Q 群馬 87–72 三河(群馬 13–20 三河)

最大24点差をつけられ、巻き返し及ばず敗戦

スタートは、#1中村、#4細谷、#19西田、#21橋本、#32シェーファー。

開始早々、ターンオーバーになりそうなところを奪い返し、#4細谷がレイアップを決める。ゾーンディフェンスで群馬をペースダウンさせ、#1中村のミドルシュート、#4細谷の3Pシュートで反撃に出る。

その後は一進一退の点の取り合いに。#1中村のジャンプシュート、#32シェーファーのフリースローで加点するが、群馬#25ターズースキーに連続で6得点を奪われて24点差を作られる。

#54ガードナーがユーロステップ、#4細谷がアグレッシブなアタックで食らいつき、終了間際に#19西田がドライブで得点するが、87–72で完敗した。

シーホース三河 ヘッドコーチ 鈴木貴美一  試合後コメント

群馬さんは素晴らしいオフェンスのチームなので、とにかく1点でも少なく守るということをテーマにして臨みました。

外国籍選手が1人しかいない中で、90点以上やられてしまうことも覚悟していたのですが、選手が頑張ってそれ以内に押さえてくれて、その点においてはよくやってくれたと思っています。

一方、もったいないミスが何本かあり、パスを回していれば決まっていたかもしれないシュートも何本かありました。

ディフェンスでスティールも多く出ましたし、ファストブレイクも出たので、明日は今日よりもっと良くなるように、群馬さんにチャレンジしたいと思います。

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