二刀流戦士の異能ぶりも空しいエ軍の低迷 米専門サイトが訴える“唯一の解決策”は「オオタニをトレードで出すこと」

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とりわけ打者として圧巻のパフォーマンスを続けている大谷。その快進撃もチームの復調には結びついていない(C)Getty Images

 大谷翔平(エンゼルス)は、これ以上ない形でシーズン前半戦を終えた。

 現地7月8日に敵地で行なわれたドジャース戦に「1番・指名打者」で先発した大谷は7回表の第4打席に5試合ぶりとなる今季32号ホームランをマーク。1本の三塁打も含む5打数3安打3打点を記録した。

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 相手2番手右腕マイケル・グローブが投じた84.2マイル(約135.5キロ)のスライダーを捉えた大谷。軽々と右中間スタンドに放り込んだ背番号17だったが、ベースを一周する表情はどこか重かった。それもそのはずで、序盤からドジャースにリードを許し続けたチームは5対10と完敗。これで5連敗となったのだ。

 今月3日(現地)に左手有鈎骨を骨折したマイク・トラウトの長期離脱など故障者が相次ぎ、不安定な戦いを繰り返すチームとは対照的にシーズン前半戦の大谷の活躍は凄まじいものがあった。打者としては、打率.302、32本塁打、71打点、OPS1.050、長打率.663、11盗塁。一方で投手としても17先発で7勝(3敗)、防御率3.32、132奪三振(奪三振率11.84)、WHIP1.10、被打率.189のハイアベレージだ。

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