「オオタニだって人間なんだ」ついに登板回避を決めた大谷翔平 浮かび上がった驚異の鉄人ぶりに米記者も愕然

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異次元のタフさを披露してきた大谷。次回登板は一度スキップとなったが、それも無理はない。(C)Getty Images

 さすがの大谷翔平にも限界はあるということだろう。エンゼルスは現地8月13日に、現地15日に予定されていた次回登板を回避する意向を発表した。前回登板から中5日で迎える想定だったが、腕の疲労によりスキップとなった。

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 疲労がピークに達するのも無理はない。今季の大谷は史上初の「2桁勝利&40本塁打」という規格外のパフォーマンスを見せながら、欠場試合はわずか「2」。とりわけ投手としては、ローテーションの柱として130.2イニングを消化。QS(先発投手が6イニング以上を投げて自責点を3以内に抑える)も22先発12も数えるなどタフさを見せてきた。

 異次元のプレーを見せてきた。その計り知れない蓄積疲労による影響が出たと言えよう。そんな大谷の状態を現地記者も案じている。MLB公式サイトのブレント・マグワイア記者は自身のX(旧ツイッター)を更新し、「今シーズンのショウヘイ・オオタニは投手と打者として合計1044打席(WBCも含めると1114打席)に関わっている。これに次ぐのはサンディ・アルカンタラの650だ」と他のメジャーリーガーたちと一線を画すような仕事量を強調した。

 やはり二刀流スターは次元が違う。マグワイア記者はこうも続けている。

「最近のオオタニがいくつかの問題に取り組んでいたことは、それほど驚くべきことではないんだ。彼だって人間なんだ」

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