巨人、V奪回への懸案は離脱した「大勢の穴」 代役に挙がる3人の名前とは

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(1)カイル・ケラー
「昨年までの2年間は阪神でプレーしました。猛虎の9回を担った実績もあり、球威からいっても守護神を務められる資格は十分でしょう。得意のカーブとともに、スプリットの精度に磨きをかければ、鬼に金棒です」

(2)西舘勇陽
「中央大学出身のドラフト1位ルーキーです。代名詞のクイック投法に球威、制球力なども申し分なく、候補の一人と言えるでしょう。東都大学リーグでは先発だけでなく、抑えの経験もあって数多くの修羅場を乗り越えてきた強心臓の持ち主。適性は十分です」

(3)菅野智之
「絶対的エースとして通算121勝を積み重ねてきた右腕も、早いもので34歳。昨季は4勝8敗に終わり、この春のキャンプでは並々ならぬ決意で取り組んでいると評判ですが、『役割』を変えてしまうのも復活へ向けた一つの手です。1イニング限定となれば、過去にない『NEW菅野』がセ・リーグの強打者と対峙することになり、期待が膨らみますね」

 とはいえ、まずは大勢がきちんと開幕に間に合うことが一番。しかし万が一の場合、これほどの選択肢があるということは、V奪回を目指すチームにとってもリスク管理として大きいと言えるでしょう。層が厚くなった今年の巨人。首位戦線を賑わせてくれるか、ファンの期待が高まります。





[文/構成:ココカラネクスト編集部]

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