巨人大ナタ!17年ドラ1鍬原拓也に戦力外通告で注目集める「チームの思惑」と「選手の名前」

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 また18年ドラフト3位入団の直江大輔も才能開花が待たれている一人。今季は主に中継ぎとして16試合に登板し、0勝1敗、防御率3・86。四球がらみで崩れるシーンも目立ち、制球力が課題とされる。

 ほかにも20年ドラフト1位入団の平内龍太も今シーズンは11試合に登板し、0勝1敗、防御率3・95。シーズン終盤の9月18日に行われたヤクルト戦(東京ドーム)では延長12回のマウンドを託されながら、2四球などでピンチを拡げ、原辰徳前監督から苦言を呈されたこともあった。

 18年のドラフト1位選手、左腕・高橋優貴なども近年は苦しいシーズンが続いている。21年は11勝をあげ、チーム勝ち頭となり、右の戸郷翔征、左の高橋と2人でチームを盛り立てることが期待されていたが、昨年9月に左ひじの手術を行うなど、ここ2シーズンはわずか1勝どまり。巻き返しが期待されている。

 巨人は今回のドラフトでは、本指名5人中4人が社会人と“即戦力”を意識した指名となった。一方で、現有戦力に対してはシビアな見極めを行っていることで、今後もこの流れは続きそうだ。

 今オフは久々に本格的にFA戦線にも乗り出すといわれている阿部巨人。血の入れ替えの行方も引き続き、注目を集めそうだ。





[文/構成:ココカラネクスト編集部]

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