山田哲人が7年契約でヤクルト残留 過去に長期契約を結んだ選手の「契約後の成績」は?

タグ: , 2020/11/19

 柳田は長期契約1年目の今季、MVPの最有力候補に挙がる活躍でリーグ優勝に牽引した。146安打で最多安打のタイトルを獲り、打率・342(リーグ2位)、29本塁打(同3位)、86打点(同3位)と堂々たる成績。こちらも噂されていた将来のメジャー挑戦を封印しての、生涯契約ともいえる契約内容。来年以降も変わらぬ数字を残し続ければ、球団にも選手にもウインウインの契約といえる。

 7年という期間の中には、当然故障もあり、調子の波もあり、大スランプさえ起こり得る。7年間、という加齢の影響も確実に訪れる。松中のケースは長期契約の難しさがよく表れているが、実は日本球界にはこの3人を上回る最長契約が存在していた。

 最長契約記録の持ち主は、1996年に巨人に入団した韓国出身の趙成珉投手。高麗大から8年契約で入団した。2年目の1997年に1軍デビューし11セーブ。1998年は先発ローテーション入りし7勝を挙げた。

 だが、この年のオールスターで右肘を故障。以降は故障に苦しみ1軍に定着はできず。2002年には手術が必要なまでに悪化した。手術すれば8年目となる2003年シーズンは棒に振るため、契約を1年残しながら2002年限りで退団。その後は韓国プロ野球入りしたが活躍はできず、2007年限りで引退。事業に失敗し、2013年には自殺という悲しすぎる最後を迎えた。

 歴史を振り返ってみても、長期契約には様々なリスクや難しさがつきまとう。山田は今季、上半身のコンディション不良により欠場が続いた時期もあり、94試合の出場で85安打、打率・254、12本塁打、52打点、8盗塁と寂しい数字に終わった。7年契約という重い看板を背負う以上、生半可な気持ちでは周囲からの期待や重圧に応えることはできない。





※健康、ダイエット、運動等の方法、メソッドに関しては、あくまでも取材対象者の個人的な意見、ノウハウで、必ず効果がある事を保証するものではありません。

[文/構成:ココカラネクスト編集部]

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