「ローテ投手は4人いれば御の字」阪神先発陣の台頭に球団OBも賛辞!「安定した投手を揃えている」

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先発陣の安定感には岡田監督も手応えを感じているだろう(C)KentaHARADA/CoCoKARAnext

 今季、開幕から上位に位置し、一時は首位にも立つなど好スタートを切った阪神岡田彰布監督復帰のシーズンともあって、例年以上の注目度を集め、確かな結果も残している。

 ここまで、いくつもの好調の要因が挙げられる中、投手陣で台頭著しい存在としてファンの視線を浴びているのが今季プロ3年目の村上頌樹だ。初先発となった4月12日の巨人戦で7回をパーフェクトに抑え、一躍その存在がクローズアップされることに。次の登板となった22日の中日戦では9回を投げ抜き、2安打無失点でプロ初完封、初勝利を手にした。先発陣の新たな柱としての期待が寄せられている。

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 開幕投手で白星を挙げた青柳晃洋が2戦目以降苦しんでおり、西純矢も不振により二軍降格、さらにリリーフでも湯浅京己が登録を抹消されるなどネガティブな話題が続いている。その中でも村上をはじめとする先発陣は厚みを感じさせており、球団OBからも阪神ピッチングスタッフへの信頼を寄せる声が挙がっているようだ。

 現役時、阪神のリリーフエースとして1985年の日本一獲得に貢献し、引退後は投手コーチも務めた中西清起氏がYouTubeチャンネル『中西清起の虎の穴チャンネル』を4月24日に更新、その中でここまでの先発陣についての印象を語っている。

 中西氏は好パフォーマンスを続けている村上のピッチングに対し、初勝利を挙げた22日の中日戦まで四球が無い点などを称えながら「どのボールもコントロールが良い。昨年に比べて球速や回転数も上がっている」と分析。その上で「安定した投球内容を続けている」と評している。

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