9連敗の阪神で明暗分かれた救援陣 球界OBが「大事に攻めないと」と指摘したポイントとは

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 佐藤氏は2回を1安打無失点に抑えた岡留に対しては「ボールも強いし、ベース上、ゾーンの中で勝負が出来ていた」と称え、4番手として登板した石黒にも「アウトローへのコントロールも良かった。ストライクゾーンに投げ切れていた」として、両者のピッチングには賛辞を並べた。

 だが、8回に2失点を喫した浜地の投球には、先頭打者への四球という内容に苦言を呈している。佐藤氏は「ノーアウトでランナーを出しちゃうと、攻撃側は貰ったチャンスなんで、バントやエンドランなど何でもできる」と指摘。

 さらに「トップバッターに対してもっと大事に攻めないといけない。中継ぎであれば特に、先頭の打者をしっかりアウトにすることが大事」と説明。その上で、リリーフの結果により「その後の投手交代にも影響する」と論じながら、「1イニングなら、1イニング。1人(の打者)なら1人。出ていくピッチャーもしっかり自分の仕事をできるように。これが中継ぎにとっては大事なので、この試合で投げたピッチャーは頭に入れて欲しい」と述べている。

 昨年の躍進を支えたリリーフ陣は、2024シーズンもチームの生命線であることは間違いない。その中で、試合後半のマウンドを託す投手のクオリティをより高めていく必要があると、この日のゲームで課題として浮き彫りになったのかもしれない。





[文/構成:ココカラネクスト編集部]

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