岡田阪神 補強第一弾！電撃トレード発表もささやかれる「不安材料」とは
今季渡辺の存在が注目を集めたのはシーズン中にもあった。４月中のソフトバンク戦で右太もも裏の肉離れを発症し、戦列を離れるとその後、７月２３日に再昇格を果たす。そして再び、８月８日に出場登録を抹消。この理由について新庄監督は、練習に取り組む態度を問題視していた。
渡辺が試合前ノックでイージーなミスを繰り返したことで「練習でしっかり１０球中１０球さばく。プロなんだから。練習からしておいてほしい」と苦言を呈し、このことが二軍降格の一因にもなったと認めていた。
一方、移籍が決まった阪神では今季もリーグワーストの８２失策を記録。５年連続リーグ最多失策記録を更新中とあって、岡田新監督も守備力改善をテーマに掲げている。守備に関しても高いレベルを求められるとあって、この点が不安視されている。
渡辺は球団を通じて応援を続けてくれた日本ハムファンに感謝の気持ちをのべると共に「阪神タイガースの一員として、早く認めてもらえるよう全力でプレーしたいと思います」と決意を語った。その言葉通り、新天地では攻守にわたっての全力プレーが期待されそうだ。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
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