青木・山田らヤクルト主力6選手の出場選手登録を抹消 「特例2021」のルールとは?

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 そんな直後に今度はロッテをウイルスが襲った。10月6日に荻野、角中、清田、菅野、鳥谷、藤岡、三木の7選手の感染を発表。直前の4日には岩下の感染も発表されていた。岩下の濃厚接触者に認定された東妻、小野、山本、和田を含め11選手が登録抹消に。佐々木千、成田、フローレス、宗接、福田光、松田、細谷、茶谷、西巻、藤原、高部の11選手が緊急昇格した。ソフトバンクとの優勝争いの最中だったが、行われたオリックス戦は0-3で力なく敗れた。

 当初、球団サイドは遠征中に外食に出た選手はいないと説明していたが、1週間後には事態が一変。週刊誌の報道で岩下ら4投手が札幌遠征中に外食していたことが報じられた。さらに今年1月には別の週刊誌が、同じ期間中に清田が不倫相手の女性と会食を重ね、不貞行為に及んでいたことなども詳細に報じた。球団はこれを受けて、清田をキャンプを含めて練習に参加出来ず球団施設も使えない無期限謹慎処分とした。

 今回のヤクルトは開幕直前にスタッフ3人が陽性判定を受けたと発表。その後、新たに別のスタッフ1人の感染が発覚した。その間、何度もスクリーニング検査が繰り返され、今回は別の関係者の陽性判定を機にした検査で別の陽性者が2人出てきた格好。これまで感染経路として会食などの場は一切上がっておらず、スタッフの感染者は増えているが選手はまだ一人に留まっている。

 幸いにも主力を多く欠いた31日のDeNA戦は5-3で快勝。青木と内川の2人はまだ時間がかかるが、他の抹消された4選手は「特例2021」のルールにより、すぐにでも1軍復帰が可能な状況にある。

 昨年の2例はチームに大きな傷跡を残し、文字通りの集団感染であったが、果たしてヤクルトの傷口はこれで納まるのか。これ以上の陽性者が出ないことを祈るばかりだ。





※健康、ダイエット、運動等の方法、メソッドに関しては、あくまでも取材対象者の個人的な意見、ノウハウで、必ず効果がある事を保証するものではありません。

[文/構成:ココカラネクスト編集部]

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