「スイングに思い切りがない」阪神CSファイナルの不安材料はあの選手？日本一の投手コーチ 佐藤義則氏がヤクルト撃破のためのキーマンを語る
投手陣が安定した力を発揮した一方で、打撃陣には不安が残った。この日は４回に佐藤輝のソロが出たものの、4番・大山は4打数無安打に終わった。そんな大山について佐藤氏は、
「バント失敗もあったり、インコースに来られて迷ってる。スイングに思い切りがないかな」
大山はこの日、守備でも失策を記録。CSファーストステージは３試合で無安打とふるわなかったことで主砲の奮起が、１２日から始まるCSファイナルステージのヤクルト戦（神宮）では必須材料とした。またファイナルステージでは、優勝球団のヤクルトに１勝のアドバンテージもあるが、
「先発投手はみんなブルペンに入っているし、投手には全然問題はないと思うよ。（ファーストステージの）勢いはあると思う。1戦目勝って、（勝ち数を）タイにして、新たにというところ。ヤクルトが1戦目落としてもまだタイだからという気持ちだったら、勢いで追い越せるかもしれないし」
と、ファーストステージで勝利した勢いを大事にして臨むことが、投打ともに大事だと期待を込めた。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
【関連記事】活況の予感漂うＦＡ戦線 西武・森友哉の意中の球団は？阪神の西勇輝に巨人が興味？
【関連記事】原巨人の「失策」 西武・内海コーチ誕生で「泣く人、笑う人」
1 2
