「メジャーではこうだったとかは言うな」――年間60発の最強大砲に説かれた“外国人”の心得 名助っ人が告白したNPB挑戦の裏側「日本には日本人のやり方がある」
日本での2年間をしみじみと米メディアで明かしているジョーンズ氏(C)Getty Images
異文化の中で生活することは決して容易ではない。まして、グラウンド上で“結果”を求められるプロ野球界の助っ人外国人選手ともなれば、重圧は生半可なものではないだろう。
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かつて2020年から2年間だけオリックスに在籍したアダム・ジョーンズ氏も日本に馴染むのに苦難したという。米野球専門YouTubeチャンネル『ALL THE SMOKE BASEBALL』に出演した名助っ人は、NPB挑戦の内幕を証言した。
MLB通算282本塁打を放ち、5度のオールスター選出という華々しいキャリアの持ち主であったジョーンズ氏がオリックス移籍のオファーを受けたのはキャリアの晩年を迎えた34歳の時だった。オリオールズからFAとなり、異国から舞い込んだ契約機会に当時は「おいおい、なんで俺が日本なんか行かされるんだ。良い成績を残してきたろ?」と思っていたという。
それでも愛妻から「黙って。良いから、あなたは日本に行くの! 準備をしなさい」と檄を受けたジョーンズ氏はメジャー球団から好条件のオファーがなかったことも手伝って「こうなりゃ受け入れて楽しもう。思い切って飛び込んでやる」と決断。オリックスと2年総額800万ドル(約12億5451万円)の契約を結んだ。
オリックス在籍期間は決して長くはなかった。それでもジョーンズ氏は、2年間で159試合に出場。通算成績も打率.250、16本塁打止まりだったが、2021年シーズンには代打成功率.429、出塁率.568と驚異的な勝負強さを発揮。ヤクルトとの日本シリーズ第5戦のでは9回表に勝ち越しソロホームランを放ち、記録よりも記憶に残る助っ人として親しまれた。












