もがき苦しむボスラーが示した「残竜」への執念 起死回生の1試合2本塁打は“反撃の狼煙”になるか
ボスラーが2本のアーチで勝利に貢献した(C)産経新聞社
起死回生の一発がチームを救った。
中日のジェイソン・ボスラーは8月4日のヤクルト戦(バンテリンドームナゴヤ)で、キャリア初の1試合2本塁打をマーク。1本目は4回に吉村貢司郎の落ちる球を拾う6号ソロ、2本目は9回1点ビハインドから、ホセ・キハダの速球を打ち砕く7号同点アーチとなった。
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チームはその後、村松開人が右中間に適時打を放って、逆転サヨナラ勝ち。8月最初の6連戦、最初の試合をモノにした。まだリーグ最下位ではあるが、3位とのゲーム差は5に縮まっている。
ボスラーが同点にして、村松がサヨナラを決めるのは約10日ぶり。7月24日のDeNA戦、この時はボスラーが代打での同点三塁打、村松は内野安打だった。
来日1年目の昨季は夏場以降に実力を発揮、13本塁打を放って残留を決めたボスラー。外野の深い位置への打球、フェンス直撃の打球が多かったことから、今季は本拠地に設置された「ホームランウイング」の恩恵を存分に受けると期待されていた。
しかし、蓋を開けると全く違う展開が待っていた。
前年守った一塁には新加入のミゲル・サノーを中心に据えられ、ボスラーは三塁メインの起用が濃厚だった。そして、3月初旬に左ふくらはぎを痛めて離脱したことで、三塁のポジションは福永裕基が奪った。4月上旬の実戦復帰は右翼手としてのものだった。













