「24→23→20」が示す中日大砲の“本格点火” 夏に強いアーチストが逆襲の起爆剤に
細川が量産体制に入れば、チーム状態も上向くだろう(C)産経新聞社
細川成也の夏がやってきた。全国の野球ファンにそう感じさせるには十分なパフォーマンスだった。
中日の主砲を担う細川は、ファン投票で選ばれたオールスターで2試合3本塁打。東京ドームでの第1戦で球宴初アーチを放つと、富山での第2戦では高橋光成(西武)と椋木蓮(オリックス)から一発。見事にMVPを獲得した。
【動画】これぞホームランアーチストの弾道!細川が自身初のグランドスラムを放ったシーン
さらに、試合前のホームランダービーでも優勝しており、副賞の車を含め一夜で700万円を得る荒稼ぎ。現役ドラフトから這い上がった背景もあり、改めてプロ野球選手には夢があると思わせてくれた。
今季の細川は山あり谷ありのシーズンを送ってきた。
オープン戦では打率.313、3本塁打、11打点。今季から本拠地に新設された「ホームランウイング」に軽く当てただけでぶち込むパワーを披露した。開幕後も最初の1か月を.326、3本塁打、10打点と好スタート。初のタイトル獲得に向けて態勢が整ったと思われた。
それでも好事魔多し。必然と相手からのマークがキツくなり、他の主力が相次いで離脱するのも重なって、打線内の細川への負担が大きくなってしまった。死球を受ける場面も増え、試合に出ても万全でない状態が続いた。
5月は3本塁打を放つも打率.120の大不振。6月も4本塁打の一方、打率は2割を切った。交流戦終盤には定位置の4番を外れ、6番を打つ機会もあった。













