スワローズの未来を担う松下歩叶&石井巧――輝き始めたルーキー2人の決意【しのの応燕レポート】
平野詩乃さんが注目のドラ1ルーキー・松下歩叶選手に質問をぶつけた(本人提供)
「自分のスイングを意識していきたい」ドラ1ルーキーの決意
続いてドラ1ルーキーで23歳の松下選手。仙台でのプロ初出場では初打席初球初安打、初長打という鮮烈デビュー。その後もビジターでの適時打が続く中で、慣れ親しんだ神宮球場での打点はまだ記録していませんでした。
この日の意気込みを伺うと、「試合に使ってもらっているので、その期待に応えたい。やはりルーキーらしく勢いをつけていきたいです。積極的に、結果を求め過ぎずにやれたらいいかなと思います」と、真摯に答えてくださいました。
個人的に松下選手の打球は、打ち損じても転がらず角度がつくことが多い気がしており、それについては「本当はもう少し角度を下げたいです。もっと低い打球が打てれば、ヒットのゾーンが広がると思う」と、うなずきながら、「やはり(相手投手の)球のキレ、レベルの高さを感じています」と、1軍のレベルの高さを実感しているようでした。
そんな松下選手は「結果を求め過ぎて自分で追い込んでしまっている気がする」と、自己分析。「自分のスイングを意識していきたい」と、決意を語ってくれました。
プライベートでも仲が良いという注目のルーキーコンビ。おふたりとも私の拙い質問にも快く応じてくださり、より一層“応燕”したい気持ちが高まりました。
なんとこの取材の後すぐ、松下選手も石井選手も神宮でプロ初本塁打を放つ活躍。スワローズで複数のルーキーが同一シーズンに本塁打を放つのは41年ぶりだそうです。さらに先日のサヨナラ勝利の際のおふたりの抱擁は、多くのファンの心を震わせました。
こうしてまた、近い未来にスワローズを引っ張ってくれそうな若い“原石”が輝き始めました。もちろん様々な試練もあることかと思いますが、「どんな辛い時も 俺たちがそばにいる」――。引き続き、ルーキー2人の“ヤク動”する姿に注目です。
[文:平野詩乃]
【著者プロフィール】
平野詩乃(ひらの・しの)/2001年6月16日生まれ25歳。173㎝。神奈川県出身。立教大学卒。教員免許取得。リポーター、野球イベントを中心に活動中。東京ヤクルトスワローズファン歴20年以上。趣味は神宮球場観戦。レギュラー/tvk「LOVEかわさき」プレゼンター(毎週土曜日朝9時~)、グリーンチャンネル「パドックキャスター」
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