身体に負担をかけない「正しい立ち方」

タグ: , 2024/9/22

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 膝や腰に不調を抱えている人は多いと思いますが、その原因の一つはこれまで正しいと教えられてきた「立ち方」にあるかもしれません。

今回は多くの人が誤解している「正しい立ち方」についてお話しします。

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膝や腰を悪くする原因の「気を付け」

学校で教わる「気を付け」。ぱっと見の印象ではこの姿勢は良い姿勢だと思うかもしれません。

しかし、この姿勢は実際にやってみると身体に力みがあることがわかると思います。両肩に重さをかけてみると肩・背中・腰などに負担がかかり支えることができません。正しいといわれているこの姿勢は実はバランスが悪い姿勢なのです。気を付けは言わば人に見せる為のものです。この姿勢を正しい姿勢だと思い込み、普段から実践していると身体に余計な負担がかかり、疲れやすくなるばかりか腰痛や膝の痛みを誘発するリスクが高まります。

身体に負担をかけない「正しい立ち方」

・背中と首は力を抜いた状態(猫背ぎみ)になり、背骨が自然なS字カーブになるようにする
・視線が前に向くようにして自然にあごを上げる
・膝は曲げずにまっすぐに伸ばす
・両足は肩幅よりやや狭い程度に広げる
・つま先をまっすぐに前に向け、踵とつま先が一直線になるようにする
・足裏全体で地面を踏むようにする
・踵と首を結ぶラインが一直線になるようにする

こうすることで骨で体を支える姿勢をとることができ、筋力低下もカバーできるようになります。

しかし、この姿勢は見た目よりも結構きついので、最初のうちはできる範囲でやってあげてください。

鍼灸で筋肉の凝りをほぐすと引っ張られていた筋肉が元の位置に戻り、正しい姿勢をとりやすくなります。普段の姿勢が気になる方はぜひ一度お試しください。

[文:meilong スタッフ]

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※健康、ダイエット、運動等の方法、メソッドに関しては、あくまでも取材対象者の個人的な意見、ノウハウで、必ず効果がある事を保証するものではありません。

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meilong 院長・石川美絵(いしかわ・みえ)

石川美絵

大学では栄養学を学びテレビ局、IT企業、広告代理店などに勤務し、20代後半時の大きな人生の挫折から東洋医学の世界に出会う。鍼灸と漢方の奥深さに魅かれ鍼灸学校に入学し国家資格鍼灸師免許を取得。学生時代は40院の経営兼柔道整復師・鍼灸あん摩指圧マッサージ師でもある先生のアシスタントをし、国家資格取得後、北京中医薬大学卒でもある鍼灸30年の先生から技術を取得する。さらに美容鍼灸のパイオニアに師事し、世界で活躍する日本鍼灸の技術に刺激され研究を重ねる。さらに200件以上の治療院・クリニック・スパ・エステなどを周る。ホテル椿山荘の鍼灸治療施設「KENBITOKYO」、「東方健美」へ勤務した後、2014年、四谷に紹介制治療院Meilongを開業。

世に鍼灸を広めたく2015年meilong恵比寿院をオープンし、続けて2017年meilong恵比寿mana院をオープン。2019年meilong銀座院もオープン。

千葉大学医学部附属病院の和漢診療科での研修、漢方医、各専門分野の医師との連携もし日々、情報交換、学会への参加も努めている。また自分自身が不妊治療をし鍼灸と漢方も併用し子を授かったが途中、死産分娩を経験している事、さらに不育症からの妊娠を維持する為の体験、知識もあり不妊治療にも寄り添いたいという想いも強い。世の頑張っている女性の一番の味方でありたいと思っている。

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