ダイエット中の方やアスリートにおすすめ!「牛肉」の栄養とその効果

タグ: , , 2022/7/25

牛肉のおいしい食べ方

肉は消化に時間がかかるため、生野菜や薬味など酵素が豊富に含まれる食材と合わせて摂るのがおすすめ!

大根おろし
アミラーゼ(デンプン分解酵素)・プロテアーゼ(タンパク質分解酵素)・リパーゼ(脂肪分解酵素)の消化酵素を含み、消化を助けます。酵素は熱に弱いため、生で食べる方が効果的です。

にんにく
香味成分のアリシンは、胃液分泌を促す作用や、タンパク質の分解を助ける酵素の働きがあります。また、この成分は糖質の分解を促すビタミンB1の働きを高める作用もあります。

生姜
辛味成分のジンゲロンやショウガオールは胃酸分泌を調整して、消化を助ける作用があります。
また、タンパク質の分解を促すプロテアーゼ・ジアスターゼを含み、タンパク質の消化を助けて、胃もたれを防ぎます。生姜焼きのように生姜と肉を一緒に調理すると肉質が柔らかくなるのは、これらの酵素の働きによるものです。

わさび
辛み成分のイソチオネードは消化液の分泌を高めて、食物の消化・吸収を助けます。また、この成分は抗菌作用が高いため、刺身やユッケに添えられて、殺菌の増殖予防に役立っています。

ピクルス
ピクルスの調味料に使われるお酢は、胃酸の分泌を促して消化酵素の働きを助けます。ソーセージに添えるキャベツの酢漬けや、ハンバーガーにはさんでいるピクルスは脂肪分の多い肉の消化を助けてくれるので、ぴったりの組合せですね。

牛肉とダイエットの関係

牛肉は脂質が多く、ダイエットに不向きと思われがちです。しかし、ダイエット中に甘いものの欲求が高まる人は、タンパク質がしっかり補給できていない可能性があります。タンパク質が不足すると、カラダはすばやくエネルギーに利用できる糖質を欲するからです。

また、タンパク質は腹持ちがよく、空腹感を抑えられるので、3食の食事の中でタンパク質食品をとり入れて間食を減らしていきましょう。

おすすめレシピ

■牛肉と大豆のカレーいため
大豆に含まれるイソフラボンは女性ホルモンと似た働きをもち、女性特有の不快症状の軽減に役立ちます。また、サポニンは余分な血中脂質の排出を促し、レシチンは悪玉コレステロール(LDL)を下げる働きがあります。カレー粉は糖質量の摂取を控えている人におすすめの調味料です。

■牛肉のアスパラロール
アスパラガスにはポリフェノールの一種、ケルセチンが豊富に含まれています。ケルセチンは血流改善・コレステロールの吸収抑制などの作用があります。

「お肉=ダイエットに不向き」のイメージがありますが、牛肉はアミノ酸バランスが優れ、脂肪燃焼を高めるカルニチンも豊富。食べるなら、比較的低脂肪で鉄分・ビタミンB群が豊富な「ヒレ」や「タン」を選んでみてはいかがでしょうか。

【参考】
オールガイド食品成分表2016 実教出版

「あすけんダイエット – 栄養士が無料であなたのダイエットをサポート(www.asken.jp)」

[文:あすけん 管理栄養士]

※健康、ダイエット、運動等の方法、メソッドに関しては、あくまでも取材対象者の個人的な意見、ノウハウで、必ず効果がある事を保証するものではありません。





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