「プレミアリーグで挑戦がしたい」――なぜ18億円もマイナスのオファーを了承? フェイエ幹部が激白した上田綺世からの“直談判” ドタバタ売却劇の舞台裏
今夏にフェイエノールトからフランスへと活躍の場を移した上田(C)Getty Images
移籍マーケットの期限ギリギリで成立した契約の価値が小さくない論争を生んでいる。
話題となっているのは、現地時間8月31日にフェイエノールトからフランス1部のリールに移籍した日本代表FW上田綺世の契約事情だ。
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28歳の点取り屋は人気銘柄となっていた。上田を巡っては、今夏の移籍市場でフェネルバフチェやエバートンなど複数クラブが争奪戦を展開。2028年6月30日までの契約を締結しているフェイエノールトが「売却条件」として2550万ユーロ(約47億2375万円)以上という強気な価格設定を敷いたため、交渉は難航を極めたが、最終的に移籍金1500万ユーロ(約27億2320万円)に出来高ボーナスを付帯させるオファーを出したとされるリール移籍で決着した。
もっとも、二転三転したエースの売却劇には懐疑論も噴出。オランダの公共放送局『NOS』のイェルーン・スケテレンブルフ記者は「あまりに安すぎる」とクラブ首脳陣の判断を糾弾している。
「そもそも彼がトルコ行きを望まなかったかもしれないが、だったら鼻からリールとの交渉をするべきだった。(リールとの)あの契約は、事実上、ウエダが自由に退団して構わないという合図のようなものだ。売却益の最高額を引き出すための交渉としても最善の方法だったとも思えない」
相手に足元を見られるようなネゴシエーションに批判が飛んだ。一方でフェイエノールト側にも事情がある。クラブのテクニカルディレクターを務めるデビ・リゴー氏は、『NOS』で「ウエダの売却は財政的な必要性からだった」と証言。「トルコのビッグクラブ(フェネルバフチェ)から2500万ユーロ(約45億3867万円)のオファーがあった」とした上で、オファー額が低いリールとの交渉を推し進めた理由を明かした。













