【現地発】吉田麻也や南野拓実が「みんなの汚れたスパイクを磨き、ユニホームを集め…」 ベテラン2人の“あり得ない”献身 結束高まる森保ジャパンは久保不在をどう乗り越えるか【W杯】
吉田や南野(写真)の献身がチームの結束力をさらに高めたようだ(C)Getty Images
北中米ワールドカップ(W杯)初戦・オランダ戦(14日=ダラス)に激闘から3日。日本代表は16日の完全オフを経て、17日から次戦・チュニジア戦(モンテレイ)に向けて本格的に再始動した。
【写真】ロッカー、温水交替浴設備、メディカルルーム、筋トレルーム、食堂など…「今までとはレベルが違う」と長友佑都も感嘆したキャンプ地ナッシュビルの充実施設の実際の様子
左ひざ負傷の久保建英が姿を現さず、上田綺世も別調整を強いられる中、日本としては総力戦で苦境を乗り切らなければいけない。
そういう機運を醸成するために、練習開始前にキャプテン・板倉滉が号令をかけて、5分程度の選手ミーティングを実施。日本が4年前のカタールW杯含め、過去のW杯2戦目で痛い思いをしていることを伝えたうえで、長友佑都にバトンタッチ。そこで感動的なエピソードが明かされたという。
「佑都君の話でも出ていましたけど、試合後のロッカーでも、麻也君(吉田)とタキ(南野拓実)が汚れたスパイクを磨いてしまってくれたり、みんなが使ったユニホームをクリーニングのところに集めてくれていたと。本来であれば、麻也君だったりタキがそういう仕事をやると言うのはあり得ないことなんですけど、本当に率先してチームのためにと言う思いでやってくれているんです。自分自身も本当にそういうところは忘れちゃいけないなと。佑都君はもう1回、引き締めて話してくれたので。すごく良いミーティングになったと思います」は板倉は長友に心から感謝した。
いくらサポートプレーヤーという立場だったとしても、元キャプテンと今のチームのエース級のアタッカーがそこまでの下働きをするというのは本当にあり得ないこと。それでも、吉田や南野は「日本が勝つ確率を1ミリでも1%でも引き上げるために、できることは何でもやる」という思いを行動で体現している。彼らと長年、共闘してきた長友は本当に頭が下がる思いだったのだろう。だからこそ、そのことをあえてミーティングの中で取り上げ、若い選手たちに奮起を促したのだ。そうしなければ、久保不在の苦境を乗り越えられないという思いもあったはずだ。












