【現地発】初戦・オランダ戦3日前の衝撃…遠藤航が無念の離脱 新キャプテンに板倉、追加招集は町野「みんなが最高の結果を残してくれることを願っています」
それでも、森保監督は「航は初戦に間に合うと考えています」と言い続け、最後の最後までキャプテンを待ち続けた。しかし、8日にナッシュビル入り後、本人が完全合流を目指していた10日のトレーニングを半分で断念。そこでドクターからW杯参戦不可能という判断が下されたのだろう。
2023年のキャプテン就任から「W杯優勝」という大目標を掲げ、自らチームをリードしていた遠藤。彼にとって今大会は選手キャリアを賭けた集大成だったに違いない。そのために2月の負傷後は手術を選択。急ピッチで回復に努めてきたが、結果的には間に合わなかった。
絶対的リーダーが初戦3日前にチームを去るというショッキングな出来事に見舞われた日本代表。選手たちの精神状態が大いに不安視されるところだ。それに関して、山本NDは「W杯ですから、これまでもさまざまなことが過去にも起きてきました。それも想定して、監督、コーチングスタッフ以下、経験のある選手もこれだけ増えているので、しっかり落ち着いて初戦に向けて準備を進めていますし、逆に覚悟と緊張感も高まっていると思います」と前向きに語った。が、本当に初戦がどういう展開になるのかは未知数な部分が少なくない。今こそ、森保監督の統率力、選手たちの対応力が問われるところだ。
[取材·文:元川悦子]
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