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メッシが泣いた16強での“不可解判定批判”に元名審判は反論 一方でアルゼンチン贔屓との疑義は深まる 元英代表監督は陰謀論を展開「八百長なんじゃないか」【W杯】

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アルゼンチンの面々に怒りをぶつけるように抗議するエジプトのスタッフたち。彼らには退場も命じられた(C)Getty Images

 結果的にアルゼンチン代表の勝利に結びついた判定が議論百出の事態となっている。

 物議を醸しているのは、現地時間7月7日に行われた北中米ワールドカップ(W杯)のラウンド・オブ16、アルゼンチン代表がエジプト代表に3-2で劇的な逆転勝利を収めた一戦だ。

【動画】エジプト側が激怒したゴール取り消しシーン VAR介入はアルゼンチン贔屓だったのか?

 79分から後半アディショナルタイム3分までに3点を失って逆転負けを喫したエジプト。しかし、激闘の最中には2つの“大きな誤審”があったと彼らは主張する。

 まずは、57分に生まれたゴールをVAR判定の末に取り消された場面だ。

 自陣の深いエリアで相手ボールを奪ったエジプトはカウンターを炸裂。モハメド・サラーとハイセム・ハッサンの迫力のある攻め上がりから最後はモスタファ・ジーコが鋭い一撃を放ち、ゴールネットを揺らしたが、フランソワ・レテクシエ主審は、VARによるオンフィールドレビューを支持。起点となったボールを奪取した場面で、相手DFリサンドロ・マルティネスの足を踏みつける反則があったとして、得点を取り消した。

 さらにエジプト陣営を憤怒させたのは、アルゼンチンの決勝ゴールの前に下された判定だ。エンゾ・フェルナンデスが得点する直前には、相手ペナルティエリア内で、アレクシス・マクアリスターのモハメド・サラーに対するファウルを疑われるプレーが起きていたが、レテクシエ主審はVAR判定の介入を認めず。抗議したエジプトの選手やスタッフにレッドカードやイエローカードが提示された。

 2点のリードを逆転されたショックもあったのだろう。試合終了直後から声を荒げて審判団に猛然と抗議していたエジプトのホッサム・ハッサン監督は、記者会見で「これはマーケティングに関係しているのかもしれない。ワールドカップ王者とメッシを大会に残したいのだろう」と非難。一連の判定が大会主催者による“陰謀”であると罵りながら糾弾した。

「アルゼンチン戦でも主審は我々を不当に扱った。世界王者には、あらゆる方面からの後押しがある。判定面でも、マーケティング面でも、すべてが彼らとともにある」

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