決勝直前にまさかの火種…物議を醸すアルゼンチンの“横断幕問題” 再犯扱いで処分強化の可能性も【W杯】
アルゼンチン選手が掲げた横断幕が問題視されている(C)Getty Images
最終盤を迎えている北中米ワールドカップ(W杯)は、現地時間7月15日に行われた準決勝でアルゼンチン代表がイングランド代表を2-1で破り、決勝へとコマを進めた。だが、アルゼンチンの一部の選手がとった試合後の行動が問題視されており、決勝戦を前に何らかの処分が下される可能性が浮上している。
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イングランド戦終了直後、グラウンド上で勝利の余韻に浸っていたアルゼンチンチームは、複数の選手が「LAS MALVINAS SON ARGENTINAS(マルビナス諸島はアルゼンチン領だ)」との文章が綴られたバナーを掲げた。1982年に軍事紛争にまで発展した、フォークランド諸島(アルゼンチン名:マルビナス諸島)の領有をめぐる英国との領土問題へのメッセージであることは明らかであり、この試合後のシーンは、すぐさま世界中からの注目を集めることとなった。
現在も解決策が模索されている国際問題に対するアルゼンチンのアピールが、FIFAの規則に禁止事項として定められている“政治的行為”にあたるという反応も上がっている。
英メディア『The Scottish Sun』は、すでにFIFAがこの問題について、「調査を開始し、試合報告書を精査していることを認めた」などと報じており、「FIFAの懲戒規定では、『スポーツイベントにふさわしくないメッセージ』を掲げた場合、最大1万4800ポンドの罰金が科される可能性があると定められている」とも説明。
また、英スポーツサイト『talkSPORT』も16日のトピックにおいて今回の問題を取り上げ、「決勝を前にFIFAの対応に大きな注目が集まっている」と報じた。さらに、過去にアルゼンチン代表に対し下された罰則の例を挙げ、「FIFAは2014年、スロベニアとの親善試合前に起きた同様の事案を受け、アルゼンチン協会へ2万ポンド(約400万円)の罰金を科している」などと振り返るとともに、「そのため、今回も制裁が科される場合は金銭的な処分となる可能性が高い。ただし、今回は『再犯』に当たることから、FIFAはその点も考慮する必要がある」と強調した。













