「お前は怪物なんだぞ」――佐々木朗希の進化を支えた言葉 ド軍の“陰の立役者”が証言した悩める日本人が変貌を遂げた「理由」
日々の鍛錬によって徐々にメジャーレベルにアジャストし始めた大谷(C)Getty Images
佐々木朗希(ドジャース)の調子が良い。昨年のメジャー移籍以来、右肩のインピンジメント症候群などに悩まされ、真価を発揮できずにいた怪腕だが、ここ1か月で「別人化」。ロッテ時代を彷彿とさせる支配力を見せ始めている。
【動画】圧巻の投球!佐々木朗希がメジャー移籍後最多10奪三振
状態の良さは数字にも表れる。
今季開幕当初の3月、4月は5登板(22.2イニング)で、防御率6.35、WHIP1.81、被打率.301と打ち込まれた。スライダーとスプリットの制球が定まらず、ストライク欲しさに置きに行った真っすぐを痛打される場面が散見した。
しかし、5月に入ってから佐々木は徐々に変わってきている。直近5登板の内容は防御率2.15、WHIP0.85、奪三振率10.43、被打率.179と内容は飛躍的に改善した。
去る6月5日に本拠地で行われたエンゼルス戦では、5回まで相手打線をノーヒットに抑えながら7回(98球)を投げ切って、被安打2、10奪三振、無失点と好投。メジャー移籍後最速の100.6マイル(約161.9キロ)を計測した4シームを軸に、ストライク率73%、空振り率34%の驚異的なスタッツを残した。
急激な飛躍のきっかけは、熟練のトレーナーとともに己を見つめ直した日々にあった。
米メディア『Dodgers Nation』のインタビューに応じたドジャースのストレングス&コンディショニングコーチを務めるトラビス・スミス氏は、昨年末から佐々木との二人三脚で実施してきたという肉体改造について言及。「すべての努力が、ああやって実を結んでいくのを見られるのは素晴らしい」と語った。












