大谷翔平から放ったメジャー初HRの記念球は消失…パ軍25歳が証言した舞台裏「完璧な一撃の感触は、僕の中にずっと残り続ける」
大谷から場外ホームランを放ったカリハン。彼には打席内での明確な「狙い」があった(C)Getty Images
文字通り会心の一打だった。
現地時間6月10日に本拠地で行われたドジャース戦で、思わず快哉を叫んだのは、パイレーツのタイラー・カリハンだった。今年3月にトレードでチームにやってきた25歳は、4回2死無塁で迎えた第2打席に、相手先発の大谷翔平から自身メジャー初本塁打を放った。
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まさに打った瞬間にそれと分かった。カリハンは大谷が初球に投じたど真ん中への97・8マイル(約157・4キロ)の4シームをフルスイング。完璧に捉えた打球は、速度97.8マイル(約157.3キロ)で、ぐんぐんと伸び、右翼スタンドを飛び越し、アレゲニー川が流れる場外へと消えていった。
大谷の投じた初球を見事に打ち砕いた。その打席には確かな“狙い”があった。試合後、地元局『Sports Net Pittsburgh』のフラッシュインタビューに応じたカリハンは「オオタニが他の左バッターに対してどんな攻め方をしているかを、事前にしっかりと見ていたんだ。彼が低めへのストレートを多く投げることは分かっていた」と証言。試合前のスカウティングによって大谷が何を投げるかを予測出来ていたと赤裸々に語った。
「だから、少しでも高めに浮いてきた球があったら『一発を狙えるチャンスはある』と考えていたんだ。それが、あの打席に入る前に僕が描いていたゲームプランだったんだ。それに初球を待つようなバッティングは、もともと僕のスタイルじゃないからね。
もちろん、オオタニは本当に、本当に素晴らしいピッチャーだし、彼と対戦するチャンスを得られただけでも信じられないくらい感謝している。そんな世界最高の投手である彼から、自分のメジャー初ホームランを打てたんだ……、いや、言葉にならないくらい最高にエキサイティングだね」












