「グレイシー一族に恨まれ続けた」元PRIDE戦士のコロナ禍で前進するためのポジティブ対談 『すべてのことに意味がある』

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すべてのことに意味がある

 この対談は『ビジネスエリートがやっているファイトネス』の著者・大山峻護が各界で元気に輝きを放ち活躍しているこれはと思う人達をゲストに迎え、コロナ禍の今だからこそ必要なポジティブメソッドをみなさんにお届けするもの。

第8回は総合格闘家の山本美憂さん。すべてのことに意味がある。昨日の自分よりも今日の自分が成長するように、毎日を積み重ねる。そんなお話です。

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元PRIDE戦士が嫉妬&身震いした「RIZIN.30」、底知れぬ才能を感じたバケモノ級ファイターは? https://cocokara-next.com/athlete_celeb/shungooyama-rizin30-summary/

私にとって花道は大事な場所


大山峻護) 僕と美憂さんは同い年なんです。
僕は40歳でボロボロになって引退しましたが、この年齢で一線で闘うのがスゴイ。
昨年末のタイトルマッチ(RIZIN.26 女子スーパーアトム級タイトルマッチ/浜崎朱加戦 2020.12.31)を見たときは、入場で感動しました。とにかく出てくる時の顔、オーラがすごかったなと。
左足のテーピングを見たときにケガをしていることはわかりましたが、でもあの顔を見た時に、メンタルはもう最高の状態に仕上げてきたんだろうなと思ったんですよ。
ケガの不安感を微塵も見せない。それだけで感動しました。

山本美憂) ありがとうございます。

大山) 山本選手(美憂さん)は勝ち負けだけじゃなくてそれまでのプロセスが表情やオーラに出るんですよね。プレッシャーに押しつぶされそうになっても死に物狂いで、勇気をもってやってきたんだろうなといつも感じさせられるというか。

山本) 入場に関しては、KID(弟・山本『KID』徳郁)の入場を見ていて、姉だけどあこがれていた部分がありました。
私はずっとレスリングで、総合格闘技の弟とは土俵が違うので、そういう場面はあまり経験がなかったということもありますが、花道を入場してくるKIDを見て、憧れというのか、自分の中でのヒーローのような思いで見ていたんです。

それから月日が経って、私もそこを歩くようになって、KIDからもらったあの感動を大切にしているというか、弟が作り上げてきたこの道を大切にしなければいけないな、ということを毎回思うんですね。

だからいつも、花道を歩くときは本当に幸せな気持ちがいっぱいになります。そして、歩いているうちに覚悟が決まるんです。

私にとって花道は大事な場所でもあるんですよね。

大山) 結果的にあの試合は一本負けでしたが、僕はあの試合を見て、「勝ちがついてこなかったとしてもファイターは生き様を見せるんだ。それが大事なことなんだ」ということ教えてもらったし、多くの人も感じたことだと思うんですよね。
これは現役時代の自分ではわからなかったことです。

山本) 私の場合は引退を何回か経験しているので、自分が第三者として競技者を見ることができる時間があったでんす。だからこそ「今自分が競技できていることが幸せ」というのがすごく勝るんですね。





今できる自分を思いっきり、後悔はしないように

山本) 私がそんなふうに思えるのは両親の教えが大きいかなとも思います。

母はよく私がレスリングで負けて落ち込んでいるときに、
「結果ももちろん大事だけれど、それまで毎日自分がどれだけ頑張ってきたかが大事。1日終わってみて、あれやっておけばよかった、これをやっておけばよかったといった後悔をしないように毎日やること。それさえ一生懸命できていれば、その時の結果が望んだメダルの色ではなかったとしても、いつかは望む色に変わるはず」
というようなことを言ってくれていました。

父も一つの技を習得するには「1ミリオン(1万回)」、「何千回、何万回やらないとダメだ」と言っていました。

二人ともそれまでの過程、道程が大事だと教えてくれていたんです。

大山) 素晴らしい!
若い子たちに教えてあげたいですね。一番大切な部分というか。

山本) あと、私の場合、(他の選手とくらべて)現役の時間が限られていて、1日、1日が引退に近づいているので、やはり「今できる自分を思いっきり、後悔はしないように」という思いは強いですね。だから練習したい。若いころよりも、引退して戻ってきた今のほうがやっていますね(笑)

大山) いやー、すごい。あの試合の後、美憂さんと少しお話させていただいたんですが、その時言っていたのが「早く練習したい」ですもんね。年末の大勝負を終えて、ケガもしているのに、「すごいなー」って本当にビックリしました。

山本) もちろん負けて、悲しいし、悔しいですけど、そこまで落ち込んでいないというか、まだ(MMAの世界では)自分はルーキーだと思っているので、学ばなければいけないことがたくさんあると思っていて、「落ち込んで泣いているぐらいなら、その分走れよ」みたいな(笑)

父も昔から「お前がどんなに落ち込んでいても、自分の痛みは自分しかわからないんだから、周りは理解してくれないよ。大丈夫。お前が元気になればあとは元通りになるから」って結構言っていること無茶苦茶なんですけど、声をかけてくれたりもします (笑)

大山) ポジティブですね。

山本) とにかく落ち込んでいたり、止まっていたりする時間がものすごくもったいない。
「なんで負けたんだ」と、落ち込んでいる時間がもったいない。
もしかしたら落ち込んでいることにすぐ飽きてしまうのかもしれませんが……。

大山) トップアスリートは大体そうですね。切り替えが早いというか。僕はとことん落ち込んでしまうタイプで、自己否定に入ってしまうんです。で、次に向かうスタートも遅れた上に、マイナスからのスタートっていう(笑) そこが違うんですよね。

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