“代打”角田裕毅の快走は「驚きじゃない」 天才フェルスタッペンが指摘したF1で僅差が生まれる理由「新マシンは限界を見極めるのが前よりずっと簡単」
決して楽なシチュエーションではなかったはずである。初乗りマシンは、ブレーキ感覚、空力負荷、エネルギー消費量も以前までとは全く異なる。その操舵感はシミュレーターで試乗した際に「(これまでの感覚で)ブレーキをかけたら壁にぶつかった」という角田自身が「全く違うマシン。本当にすべてが違う」と強調するほどだ。
ではなぜ、角田は結果を残せているのか。レッドブルの絶対的エースにして、現F1界のカリスマでもあるフェルスタッペンは、英メディア『The Race』で代役ドライバーがレギュラー陣との差を埋めている理由について、電動出力への依存度が大幅に増している新型ハイブリッドエンジンが導入されているマシンの変化を指摘した。
「特に予選を走る場合は、今のマシンなら限界値を見極めるのが前よりずっと簡単になったと思う。バッテリー残量が少し減っている状況でも走る場面は多いから、ラップをまとめること自体は少し簡単になる。今週末はそれがかなりよく表れていたと思う。僕にとっては別に驚くことじゃない」
もっとも、約8か月の空白期間を経て挑んだF1の舞台で上位陣に食らいついた角田の好走は評価されるべきではある。それ自体はフェルスタッペンが言うほど「簡単」ではないはずである。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
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