角田裕毅にとってオランダGP緊急参戦は「重要な分岐点」 英記者が伝えたF1復帰の場が“ラストチャンス”となる可能性「何でもやる姿勢が重要」
レーシングブルズでF1復帰の機会を得た角田(C)Getty Images
待ちに待った“千載一遇のチャンス”が舞い込んだ。
現地時間8月19日、F1のレッドブルは、チームのセカンドドライバーであるアイザック・ハジャーがジムトレーニング中に手首を負傷したと発表。現地時間21日から行われるオランダGPに、姉妹チームのレーシングブルズのリアム・ローソン(ニュージーランド)を一時昇格さると同時に、リザーブドライバーを務めてきた角田裕毅をローソンの代わりとして、スポット起用するとした。
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不慣れなマシンにも悩まされ、失速を繰り返した昨季の影響もあって、シートを失った今季の角田は開幕からリザーブ兼テストドライバーとして奔走。組織の絶対的エースに君臨するマックス・フェルスタッペンを筆頭に、ハジャー、ローソン、アービッド・リンドブラッドの有事の際に備えて淡々と準備を重ねていた。
今年3月にF1公式サイトのインタビューで「F1の舞台で運転することを諦めていない」と明言していただけに、ハジャーが復帰するまでのスポット起用とはいえ、価値ある抜擢と言える。今回の決定について「リザーブドライバーが必要な場合、チームが現実的な判断を下すのは当然だ」とした英メディア『The Race』のジャック・ベニオン記者は、「ツノダの今後のキャリアを左右しかねない重要な1戦になる」と指摘した。
同記者は、2027年シーズンから角田がインディカーのメイヤー・シャンクに移籍する可能性が囁かれている業界内の話題を伝えた上で、「たとえ、ハジャーが1戦だけの欠場だったとしても、ツノダは将来的なF1シート獲得の可能性を再燃させるのに十分な活躍を見せることが重要だ」と断言。そして、シビアな分析も展開した。
「ツノダのF1キャリアにおいて、今回のオランダGPが一体どれほど重要な分岐点となるかを、人々は十分に理解していないように見える。なぜなら、もしも、ここで結果を残せずに、周囲がインディカー挑戦を決断する風向きに変われば、彼がF1に復帰することはほぼ間違いなくなくなる」













