トライアスロン転向3年目、武中香奈枝が語る“今の自分”──収穫と課題、そしてオリンピックへ
武中は日々、真摯に競技に向き合っているⓒAKIHIKO HARIMOTO
アスリートにとっては、休養も競技の一部だ。心と身体のリフレッシュを意識し、部屋を掃除したり、買い物に出かけたりする。とりわけお気に入りは、温泉だ。
「山梨にはお気に入りのお風呂がたくさんあって、露天風呂に入ると心が整うんです。翌日の練習への気持ちも自然と上がります」
最近はプロジェクターを手に入れ、部屋で映画を観る時間も増えた。
「生活の質が上がりました。オフの日に部屋を片付けて映画を観て、気持ちをリセットする。そういう時間があることで、また頑張ろうと思えるんです」
リフレッシュした上で、分析とコンディション管理を重視し、練習と休養のバランスを磨く。
「できていたことができなくなった要因を分析することが大事。去年から海外レースを経験して、どういう生活や調整が結果につながるかを学びました。今は練習と休養のバランスを大切にしながら強化しています。結果だけでなく、過程も大切にしたい。理想と現実のバランスを見極めながら、プレッシャーに負けず前へ進みます」
トライアスロン転向から3年目。自分に課した次のステージへのハードルは高い。
「表彰台を最低ラインに、さらに上を目指したい。メダルを狙うチームの一員として、何が必要かを考えながら取り組んでいきます」
その眼差しの先には、オリンピックという大舞台がある。焦りではなく、積み重ねた日々への自信と覚悟を胸に──武中香奈枝は今日も前へ進む。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
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