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【ラグビー】「超速」を発揮する前にFW戦でフランスに力負け W杯までにこの差は埋まるのか?

タグ: , 2026/7/19

フランスに歯が立たず…ジャパンは多くの課題を残した(C)産経新聞社

 7月18日にネーションズチャンピオンシップのラウンド3が各地で開催され、ラグビー日本代表(以下ジャパン)は、日本の国立競技場でフランス代表と対戦し、15-42で敗れた。両国の通算対戦成績はジャパンの1分14敗。今回も初勝利には届かなかった。

【動画】凄まじいFW陣の圧力に…力の差を見せつけられたフランス戦のハイライト

 ジャパンのディフェンスがフランスの奔放でクリエイティビティーに溢れたBK陣の攻撃をどう凌ぎ、切り返していくのか。そのあたりに注目して観戦に臨んだが、今回の対戦はフランスFW陣の獰猛さに圧倒される結果となった。

 特にラインアウトからのモールの威力は凄まじかった。ジャパンはフランス戦を前にラインアウトモールにはかなりの時間を割いて対策を講じたそうだが、その対策は残念ながら全く実を結ばなかった。ラインアウトモールを押し込まれてそのままなだれ込まれたトライが2本、モールで目一杯プレッシャーを受け、ずるずる後退しながらのディフェンスラインの綻びを突かれたトライが3本と6トライのうち5トライがラインアウト絡み。前週に対戦したアイルランドよりもさらに強力なコリジョンで、接点で常に劣勢を強いられ、ついにはその圧力に屈して反則を取られる。そこからのペナルティーキックでゴール前まで迫られ、ラインアウトからモールを組まれてゴリゴリ押し込んでくるという、ひどくシンプルながら力強い戦法になす術がなかった。

 ジャパンにも攻勢に出る時間帯はあり、素早い弾回しは再三見せたのだが、フランスディフェンス陣に強力なプレシャーをかけられ、ディフェンスラインに綻びを生じさせるまでには至らず、ただ単に球を散らしていただけという印象しか残さなかった。前半最初のトライは、相手の不用意なキックをキャッチしたSO伊藤龍之介が瞬時の判断で相手ディフェンスの薄いゾーンに走り込み、パスを繋いで最後はWTB石田吉平が仕留めたものだったが、「超速」の片鱗が見えたのはこの1プレーだけだったと言って良い。素早い展開を連続させて相手ディフェンスを置き去りにするような理想の「超速」シーンは残念ながらこの試合に関しては見ることができなかった。

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