再び2位浮上 連敗は止まったが…急失速の中日に球界OBから提言 「岡林を6番で使うなら―」
岡林はチームが誇る安打製造機として知られる(C)KentaHARADA/CoCoKARAnext
中日は4月24日に行われた巨人戦(東京ドーム)に3-2と勝利し、連敗は5でストップ。再び2位に浮上した。
先発の涌井秀章は6回5安打2失点と粘投。初回にチーム24イニングぶりの得点となる1号2ランをオルランド・カリステが放つなど、全員野球で勝利をもぎ取った。
【中日】5連敗で3位転落…『岡林6番に使うならスタメンから外した方がいい』ビシエド•福永を一軍に上げるべき⁉︎開幕から好調だった中日に何が起きたのか⁉︎高木豊が解説します‼︎
一時は単独首位と好調をキープしていたチームが先の阪神3連戦ではわずか2得点、この日も相手ミスから決勝点を得られたが、打線ではやや心配な状態が続いている。
中日の現在のチーム状況に関しては球界内からも様々な考察の声が上がっている。
現役時代は大洋(現DeNA)で活躍、引退後は日本代表コーチも務め、現在は野球解説者として活躍する高木豊氏は4月24日に自身のYouTubeチャンネルに「5連敗で3位転落…『岡林6番に使うならスタメンから外したほうがいい』ビシエド・福永を一軍に上げるべき!?開幕から好調だった中日に何が起きたか!?高木豊が解説します!!」と題した動画を更新。現在のチーム状況に関して独自の視点から語っている。
打線で目を向けたのは開幕を故障で出遅れ、先の阪神戦からチームに合流した岡林勇希だった。
合流以来、最近は「6番」を任されることが多い岡林に関して高木氏は「岡林を6番で使うなら使わないほうが俺はいいと思う」と直言。
理由としては「1、2番(タイプ)の選手だから、6番に使って状態を見ているようであれば、状態を上げるまで待ったほうがいい気がするな」と見解を語った。
オープン戦期間中に右肩炎症を発症、開幕には間に合わず、外野守備につき始めたのも16日の試合からと、やや急ピッチで調整が進められた岡林に関しては24日の試合でもニゴロ、一ゴロ、ニゴロ、左飛と4打数無安打に終わった。19日の1軍合流後の5試合で放った安打はわずか2本、打率は「・111」と精彩を欠いている。ここにきてチームは開幕から3番を務め攻守で奮闘した高橋周平を故障で欠くなど、テコ入れが必要な面もあったが、昇格は”時期尚早”だったと指摘する。