「美しく見える」令和の三冠王 村上宗隆の「魂のヘッスラ」が心打つ理由 浮上の分岐点となるか

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村上の気迫のこもったヘッドスライディングが話題を呼んでいる(C)産経新聞社

 ヤクルトはリーグ戦再開となった週末の巨人との3連戦(東京ドーム)を2勝1敗と勝ち越した。

 見応えのある3連戦となった。光るのは1番打者を務める西川遥輝の躍動にもある。初戦は戸郷翔征の立ち上がりを攻め、初回に中越え二塁打をマークし先制点を演出すると、2戦目は同じくフォスター・グリフィンの初球をセーフティバントで三塁線に決め、攻撃のリズムを作った。さらに3戦目では移籍後初のアーチを赤星優志から放つなど、攻守に元気なプレーが目立つ。6月2日から1番を担い、リードオフマンとしてチームをけん引する。

【プロ野球解説】阪神大山HRも痛恨エラーで逆転負け『打てないなら守りはしっかり‼︎』中日が投手交代失敗…『緊張が途切れる』前半の楽天とは違う‼︎交流戦の勢いが続いている‼︎藤井6勝目で西武高橋8敗目…





 さらに注目を集めたのは2戦目における、主砲のプレーだった。この試合は投手戦、グリフィンをヤクルト打線も攻略できず7回までは無失点。継投に入って8回二死から2番手左腕の高梨雄平から長岡秀樹が右翼フェンス直撃の三塁打をマーク。二死三塁の好機に打席が回ってきたのは主砲の村上宗隆だった。

 村上は遊撃への当たりに激走、一塁へ頭から突っ込むと魂のヘッスラで適時内野安打とし、思わずグラウンドを両手で叩く気合の入れようだった。

 SNS上でもファンの間から「感動しました」「本当にかっこよかった!」と称賛の声が相次いでいるが、球界内からも村上のプレーについて考察の声が上がっている。

 現役時代は大洋(現DeNA)で活躍、引退後は日本代表コーチも務め、現在は野球解説者として活躍する高木豊氏は6月23日に自身のYouTubeチャンネルに「【プロ野球解説】阪神大山HRも痛恨エラーで逆転負け『打てないなら守りはしっかり!!』中日が投手交代失敗…『緊張が途切れる』前半の楽天とは違う!!交流戦の勢いが続いている!!藤井6勝目で西武高橋8敗目…」と題した動画を更新。週末に行われた各球団の戦いぶりを独自の目線で語っている。

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