「イッペイはショウヘイのために落ちた?」大谷にふりかかる邪悪な影 水原被告の"偽証"でも未だ米国で陰謀論が渦巻く背景「まだ、信じないのか!」

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水原被告が起こした巨額送金問題の余波が続いている(C)Getty Images

 米カリフォルニア州の連邦地裁は6日(日本時間7日)、ドジャース大谷翔平の元通訳で銀行口座から約1700万ドル(約26億円)を盗み、スポーツ賭博の胴元に不正送金したとする銀行詐欺罪などに問われた水原一平被告に対し、求刑通り禁錮4年9カ月を言い渡した。

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 司法取引により罪を認め、情状酌量で禁固1年6か月への減刑を求めていたとされる中、刑期は求刑通りとなった。

 昨年韓国との開幕シリーズで発覚した巨額送金に関して世間を騒がせてきた同被告だが、今回の求刑に至るまでにも新たな「偽証」がわかってきた。

 裁判の過程において、水原氏側はジョン・ホルコム判事に対し、情状酌量を求めた手紙を提出。その中では大谷及び愛犬のケア等でほぼ休みがなかったことや労働環境に対して、「著しく低賃金」だったと訴えたとされる。

 しかし調べの結果、明らかになったのは大谷は高級車を提供、家賃を負担し、用事を頼むごとに数百万円単位の謝礼を払っていたことも明らかになった。さらに水原夫妻の日米の往復時の移動にはファーストクラスの航空運賃を負担するなど、逆に専属通訳を敬い、厚遇ともいえる環境にあったとされる。

 こういった事例を受けて、ホルコム判事は水原被告の書簡に関して「まったく信用できない」と断罪。マクナリー検事も「大谷氏はこの事件の被害者。彼は大金を盗まれ、利用され、水原氏に付け込まれた」と同被告を強く非難した。

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