「身体が何かを訴えている」2度のTJ手術を経た右腕が“激白” 大谷翔平が「以前のレベルに近づけるか興味がある」

2度のトミー・ジョン手術を受けた大谷は「投手復帰」で成功を収められるだろうか(C)Getty Images
ドジャースの大谷翔平が5月中の「投手復帰」を目指し、今季は二刀流復活のシーズンと期待されている。
米メディア『Los Angeles Times』は「時速97マイル(156キロ)の速球と少なくとも6つの変化球とオフスピードの球を投げる30歳の右腕は、早ければ5月中に先発ローテーションに加わる見込みで、ドジャースは彼が2021年から2023年シーズンの調子を取り戻すと確信している」と記している。
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だが、大谷は2度のトミー・ジョン手術を経験しており、道のりはそう簡単なものではない。
同メディアは「アメリカ医師会によれば、初めてのトミー・ジョン手術は日常的な処置とみなされ、通常は効果的で、約90%の患者が試合で投げられるようになるが、2回目のトミー・ジョン手術を受けた患者の成功率はそれほど高くない」と伝えている。
そして、2度のトミー・ジョン手術後、以前のパフォーマンスに戻ったことが知られている先発投手は、カブスの右腕ジェイムソン・タイヨンとレンジャーズの右腕ネイサン・イオバルディの2人だとしている。
イオバルディは「(トミー・ジョン手術を)2度も受けるとなると、簡単ではない」と語っており、タイヨンも「2度目のトミー・ジョンを経験したことで、身体が何かを訴えているのは明らかだった」とし、投球フォームを見直し、肘への負担を軽減するために脚の突き出しを増やし、腕の軌道を短くしたという。