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山本由伸の大記録を止めた失策は捕球できた? 元MLBの名遊撃手はベッツを擁護「内野手にとってはああいうバウンドが一番怖い」

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日々鍛錬を積んでいる名手ベッツでさえも、時には平凡なゴロをエラーしてしまう(C)Getty Images

「ルーティンのような、ただの平凡なゴロだった」

 自身のプレーをそう振り返ったのは、ムーキー・ベッツ(ドジャース)だ。現地時間6月13日に行われたホワイトソックス戦の8回2死の局面だった。

【動画】名手がまさか…山本由伸の大記録を止めてしまったベッツの失策シーン

 ワンプレーごとに“緊張”が張り詰めていたのは、想像に難くない。この日はドジャースの先発マウンドに立った山本由伸が序盤から好投。ホワイトソックス打線を全く寄せ付けずに8回2死まで一人の走者も許さず、連続アウトのメジャー記録(46人)までも一人と迫っていた。

 しかし、他でもないベッツのワンプレーが運命を変えた。

 8回2死で迎えたチェース・マイドロスが打った「平凡なゴロ」を遊撃を守るベッツがなんとファンブル。すぐさま二塁手のサンティアゴ・エスピナルがカバーに回ったが、一塁に投げられずに、この日初めてのランナーを出してしまったのだ。

 試合後に米スポーツ専門局『Sports Net LA』の取材に応じたベッツは、「俺がミスしてしまったんだ。一切の言い訳をするつもりはない」「俺が確実にアウトにするべきだったんだ」と猛省。いわば“凡ミス”を犯した己を責める言葉を繰り返した。

 もっとも、言うほど簡単なゴロではなかった。強烈なトップスピンがかかった打球は、捕球直前にポンッと跳ね上がり、差し出していたグラブのポケット部分から大きく外れていた。ゴールドグラブ受賞歴もある名手と言えども、イレギュラーバウンドの対応は楽ではない。

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