山本由伸の大記録を止めた失策は捕球できた? 元MLBの名遊撃手はベッツを擁護「内野手にとってはああいうバウンドが一番怖い」
ゆえに米メディアではベッツを慮る声が目立った。『Sports Net LA』の解説者で、現役時代に名遊撃手として鳴らしたノマー・ガルシアパーラ氏は、「あの場面で、ベッツは違う結果をもたらせたと思うか」と問われ、「あの瞬間に私は『うわッ』と声を上げた。急にバウンドが変わる打球をさばくのは、見た目ほど簡単じゃないんだ」と指摘。そして、後輩の心情を気遣った。
「内野手なら誰にでも経験がある場面だと思う。捕球直前の最後のバウンドで打球が跳ね上がると、バウンドを予測していても捕り切れない時がある。打球速度事態がグッと上がるわけじゃないけど、ああいう打球は身体に向かって跳ね上がるんだ。
スロー映像を見ただけだと、『なんであんなのを捕れないんだ?』って思うかもしれないが、実際のスピード感だとかなり変わるんだ。正直、内野手にとってはああいうバウンドが一番怖い。ああいうバウンドの場合は下がれない。だけど、どう跳ねるかが全く読めないからだ」
議論も生んだ紙一重のワンプレーで運命が変わった山本。試合後に「やっぱり野球は難しいなと思います」と漏らした言葉は、偽らざる本音と言えよう。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
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