前代未聞な更迭劇はなぜ起きた? 悪夢の惨敗から24時間でチュニジアが監督交代の“大ナタ”を振るった舞台裏「根深い問題は解決されない」【W杯】
スウェーデン戦での惨敗からわずか24時間で更迭されたラムーシ監督(C)Getty Images
北中米ワールドカップ(W杯)の初戦からわずか24時間での電撃的な更迭劇だった。
現地時間6月15日、チュニジア・サッカー連盟はサブリ・ラムーシ監督の解任を正式発表。W杯に向けたチーム再建を託す形で今年1月に招聘されたばかりだったが、14日に行われたスウェーデン代表との大会初戦で1-5と惨敗。これを受けて前代未聞の大ナタが振られた。
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もっとも、W杯期間中に指揮官を解任するのは異例中の異例。チュニジア代表としては、1998年のフランス大会でポーランド人指揮官のアンリ・カスペルチャク氏を切って以来28年ぶり2度目の出来事だった。
28年前は1次リーグ2連敗を受けての更迭だっただけに、“史上最速”での交代人事だ。ではなぜ、チュニジア・サッカー連盟はラムーシ監督を外す決断を下したのか。背景にあったのは、チーム内で起きていた“崩壊”だった。
英紙『Daily Mail』によれば、開幕前から指揮官と険悪ムードだったという同連盟はスウェーデン戦後に「連盟関係者のみ」での緊急会議を実施。手腕に対する再評価を行う中で、内部からは混乱を招かぬよう指揮官の続投を支持する声もあったものの、それ以上に「国民全体を失望させ、チュニジアのスポーツ界に大きな混乱を引き起こした」という意見が噴出したという。












