橋上巨人が交流戦セ界独り勝ち 共感を呼ぶイマドキのリーダー像 セ界三つどもえの激戦を抜け出せるか
橋上監督代行がどんな形で勝ち星を重ねていくのか、注目が高まる(C)産経新聞社
想像を超える大健闘と言っても過言ではないでしょう。
巨人・阿部慎之助前監督の電撃辞任を受け、セ・パ交流戦から監督代行に就き、指揮した橋上秀樹さんです。チームに激震が走る中、適材適所で選手を起用し、交流戦は10勝6敗2分けの好成績。巨人を除くセ・リーグ5球団は全て交流戦で勝率5割を割り込む中、「独り勝ち」でのセ・リーグ首位は、見事なものでしょう。
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プロ野球の取材歴が長いスポーツ紙のデスクは言います。
「橋上さんの野球スタイルは極めてオーソドックス。バッテリーを中心に守り勝つ野球です。その点は師匠の野村克也さんに相通じる部分。まずは投手力、守備力を高めて失点を防ぐことに心血を注いでいます。その上で、攻撃面では走塁面を重視し、果敢に次の塁を狙う。このあたりも野村さん直伝の『弱者の兵法』と言えるでしょう。巨人は現在、過渡期で本来の巨艦大砲野球を貫けるメンバーではない。そんな中での『やりくり』が良い形で結果に出ていますね」
選手への接し方はフレンドリー。試合前練習では気軽に話しかけ、笑顔でコミュニケーションをとる場面も見受けられます。
「阿部前監督は現役時代から攻守に活躍したスーパースター。良くも悪くも、選手からすれば雲の上の人だった。また、巨人の歴史を振り返ってみても、監督はそういった威厳でチームをまとめてきた系譜があります。一方、橋上さんは選手との距離も近い。威厳から共感。親しみやすさが武器になる、イマドキのリーダー像を表しているとも言えそうです」(前述のデスク)












