大学選手権で株を上げたドラフト候補は? 慶大・渡辺和大や関大・米沢友翔がスカウト評価急上昇の背景
慶大・渡辺はプロ注目の左腕の一人(C)産経新聞社
ネット裏に集結したNPBのスカウト陣にとっても、「収穫アリ」な大会になった模様です。
神宮球場と東京ドームを舞台に開催された第75回全日本大学野球選手権記念大会は6月14日、関大が54年ぶり3度目の優勝を遂げ、閉幕しました。
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全国各地のリーグ戦を勝ち上がってきた王者同士が日本一を争うこの大会は、春夏の甲子園大会と比べると注目度は劣りますが、攻防はハイレベル。普段は全国各地に散らばり、担当エリアの逸材発掘に余念がないスカウト達が、神宮や東京ドームのネット裏に陣取り、担当エリア外のドラフト候補にも目を光らせて「クロスチェック」するのは恒例の光景となっています。
その中で、大学日本一を懸けた大会での活躍を通じて評価を上げ、ドラフト上位指名を勝ち取った選手は過去に大勢います。
今年、特に株を上げたドラフト候補は誰だったのか。あるNPBスカウトに聞いてみました。
【慶大・渡辺和大投手】
2試合に先発して2勝し、計13回1/3を投げ、自責ゼロの防御率0・00。最優秀投手賞は当然の結果と言えるでしょう。準決勝・東北福祉大戦での大会記録に並ぶ8連続奪三振もインパクトがありました。
先発型の左投手はどの球団も需要があります。明大からドラフト2位でロッテに入団したルーキー・毛利海大が開幕投手を託され、ローテーションを任されたのがいい例です。渡辺も即戦力の先発左腕として、評価を上げたとみられます。
【関大・米沢友翔投手】
今大会はチームの全5試合中、4試合に先発。計25イニングを投げて、防御率0・72、イニング数を上回る26三振を奪い、MVPに輝きました。
大学選手権のMVPでは近年でも明大・森下暢仁(広島)、慶大・正木智也(ソフトバンク)、亜大・田中幹也(中日)、青学大・常広羽也斗、佐々木泰(ともに広島)らがNPBドラフトで指名を受けています。米沢もそれに続くでしょう。
一番の魅力はストレート。力強く、切れもある。そしてコントロールがいい。特に左投手の場合、制球力があればプロで活躍できる可能性は高くなります。ドラフトでは人気を集めることでしょう。












