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「私を甘く見るな。女性への暴力で彼を訴える」エムバペに誹謗中傷をしたパラグアイ議員が議会でふたたび暴言 仏紙が嘆く泥沼化の影響とは?【W杯】

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パラグアイの議員から誹謗中傷を受け続けているエムバペ(C)Getty Images

あまりに稚拙だった投稿

 前代未聞の論争が波紋を呼んでいる。

 事の発端となったのは、現地時間7月4日に行われたフランス代表とパラグアイ代表による北中米ワールドカップ(W杯)のラウンド・オブ16だ。

【動画】パラグアイ守備陣と口論 仏代表エムバペが見せた苛立ちシーン

 70分にキリアン・エムバペのPKによる1点を守り抜いたフランスが、4大会連続でのベスト8進出を決めた一戦において、両軍は激しい“衝突”を見せた。英公共放送『BBC』で解説を務めた元イングランド代表GKのジョー・ハートが「全くもって恥ずべきプレー。あんなサッカーはしたくない」と揶揄するほどのハードなプレーを見せたパラグアイのラフさがキッカケとなり、口論や揉み合いが随所で見られた。

 そうした中で今も物議を醸しているのは、フランスのエースであるエムバペが繰り広げた“場外抗争”だ。試合後に「手を汚さなければならないなら、僕らは汚す覚悟があるよ。こっちはダーティーなサッカーのやり方も知っている」と語った27歳は、試合中に相手DFと幾度となく口論を展開。複数メディアで、パラグアイの選手たちを罵るやり取りをしていたことが伝えられている。

 そうした背景もあって、エムバペは“誹謗中傷”の的となった。パラグアイのセレステ・アマリージャ上院議員は自身のXで、フランス代表FWのルーツや人格を侮辱し続ける投稿を展開した。

「この野蛮人(エムバペ)は、文字を書くことすら覚えなかった。母乳を貰う代わりにココナツを吸って育ち、彼が耳にした中で最も知的なものはチンパンジーの鳴き声だ。フランス人を装っているが、ただの強がる植民地化されたカメルーン人に過ぎない。劣等感の塊で、成金で傲慢で醜い男だ」

 母国の敗退が悔しかったにせよ、あまりに稚拙で、言語道断の投稿である。これに対してエムバペもXで「あなたは卑劣でその職に就く資格のない女性だ。あなたはパラグアイを代表する存在ではない」と反論。そして、「あなたは自国に最悪のイメージを与える無能な女性だ。彼女のような人間が世界中に憎悪と人種差別を広める自由を、私は決して許さない」と怒りを露わにしている。

 これを受けて、アマリージャ議員は、自らを「無能」と揶揄したエムバペに対して、刑事告訴する方針を発表。「一連の発言は容認できない。犯罪的であり、非難されるべきものだ。フランスでも他国でも訴追されなければならない」と糾弾した。

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