アルゼンチンでW杯決勝の再戦要求に8万人以上が署名 母国内で広まる根拠なき“陰謀論”に伝説OBが苦言「誰の役にも立たない」
メッシらを擁しながら決勝でスペインに敗れたアルゼンチン(C)Getty Images
前代未聞の結末を迎えた余波は、あらぬ方向へと広まった。
去る7月19日に行われた北中米ワールドカップ(W杯)の決勝でスペインに0-1と僅差で敗れたアルゼンチン国内で、再試合を求める嘆願書が作られる異例の事態となった。
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試合内容は防戦一方だった。開始直後からスペインに主導権を握られたアルゼンチンは、後半アディショナルタイム3分にエンゾ・フェルナンデスが退場となり、1人少ない10人での戦いを強いられ、最後に力尽きた。
試合後には、ガビやエリック・ガルシアを突き飛ばしたレアンドロ・パレデスをはじめ、複数人の選手やスタッフがスペインの選手と衝突。ピッチ上でまさかの“暴挙”が展開され、アルゼンチンは「サッカー界の恥」(英ラジオ局『talkSPORT』の解説者エイドリアン・ダーラム氏)と国際的な批判を浴びた。
そうした中でオンライン署名サイト『Change.org』で提出されたのが、「アルゼンチン国内でワールドカップ決勝の再試合を求める」という内容の嘆願書だった。発起人となったジセラ・サンチェス氏は、主審を務めたスロベニア人のスラブコ・ビンチッチのレフェリングに対して「スペインが1-0で勝利した試合中に彼が下した判定を再検証するべき」と国際サッカー連盟(FIFA)を糾弾。「国際的な舞台で、あのような不正行為が見過ごされれば、次世代のアスリートやファンにとって悪い手本となる。それは計り知れない失望だ。審判の不正な判定によって勝敗が決まる試合などあってはならない」と訴えているという。
驚くべきは、賛同者の数だ。英紙『Mirror』などによれば、すでに8万人以上が署名する大規模なものへと発展している。












