アルゼンチンでW杯決勝の再戦要求に8万人以上が署名 母国内で広まる根拠なき“陰謀論”に伝説OBが苦言「誰の役にも立たない」
もっとも、ビンチッチ主審の不正行為、あるいは誤審とされる場面の証拠が示されたわけではない。ゆえにアルゼンチン国内では「素直に敗北を認めるべき」という意見も噴出。サッカー界のレジェンドからも苦言が飛んだ。
1978年のW杯で世界一となった元アルゼンチン代表FWのマリオ・ケンペス氏は、自身のインスタグラムで、「何の証拠もないまま、出回っているような話は、誰の役にも立たない」と陰謀論のような話を安易に広めるべきではないという意見を投げかけている。
「たしかに、あのスペイン戦は我々が望んでいた試合ではなかったし、チームが過去3年間と同じレベルに達していないことは明らかだった。だが、サッカーというスポーツにおいては、そういうこともある。調子の良い日もあれば、悪い日だってある。私も何度も経験してきたんだ。もちろんチームに求めるものがあるなら、当然求めるべきだ。しかし、根拠のないことをむやみに繰り返す行為はやめるべきだ。このユニフォーム(アルゼンチン代表のユニフォーム)は、良い時も悪い時も尊重されるべきだ」
果たして、署名活動に賛同した8万人以上のファンたちは、レジェンドの言葉を耳にして、今何を想うだろうか。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
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