連敗ストップを手繰り寄せた“全力” 左膝の痛みを抱える大谷翔平の決勝打にド軍同僚も感嘆「ショウヘイが全力疾走をしてくれたのは、本当に大きかった」
懸命に一塁へと走り込んだ大谷(C)Getty Images
必死の走塁が手繰り寄せた1点だった。
現地時間8月8日、ドジャースは敵地でダイヤモンドバックスと対戦。延長10回表に大谷翔平の内野安打の間に入れた1点を守り抜いて2-1で勝利し、現地時間7月31日のレッドソックス戦から続いた連敗を「7」でストップした。
苦しみ抜いた末に待望の勝利を掴み取った。山本由伸とブランドン・ファートの両先発の好投もあって7回までスコアレスで進行した中で、ドジャースは8回表にカイル・タッカーのソロホームランで先制。逃げ切るかと思われたが、9回裏に守護神のエドウィン・ディアスが無死三塁のピンチを招き、コービン・キャロルに適時三塁打を打たれて追いつかれてしまう。
ブルペン陣の“崩壊”で暗雲が立ち込めた中で、意地を見せたのは大谷だった。
10回表に二死一、三塁の絶好機で打席に入った背番号17は、相手4番手のブランディン・ガルシアがカウント1-2から投じたスイーパーを強振。痛烈に引っ張った打球を一塁手のティム・タワが弾くと、全力疾走をしていた大谷は悠々とセーフ。三塁走者のタッカーも決勝点の生還を果たした。
6月に負った左膝の痛みと向き合いながらプレーを続けている。その中でチームの勝利のために見せた疾走。連敗ストップに貢献した偉才の全力プレーは、チームメイトたちの胸を刺激した。三塁走者だったタッカーは、米スポーツ専門局『Sports Net LA』のフラッシュインタビューで「ショウヘイが打った瞬間に『これで決める』という感覚はあった?」と問われ、「2アウトだったから、とにかく走ったんだ」と回想。そして、こう続けている。













