「なぜマツゴーが引っ張らなかったのか」GT天王山第1R、勝敗の分かれ目は?球界OBが着目した初回の攻防 「村上は大したもんだよ」
2番打者の松本は初回の第1打席、二直に倒れ、悔しそうな表情も(C)産経新聞社
巨人、阪神との真夏の天王山、8月11日に行われた初戦は阪神が9-1と巨人を下した。
阪神に4本の本塁打が飛び出し、投げては巨人キラーで知られる村上頌樹がこの試合でも8回3安打7奪三振1失点と試合を作り、9勝目をマークした。
【速報解説】阪神が近本&森下&佐藤のホームランで巨人に圧勝!露骨に現れた『阪神と巨人の差』諦めても良かった6失点KOの山﨑伊織の投球…なぜ明暗が分けたのか速報で解説します【ハイライト】
阪神が投打に圧倒した内容となったが、注目を集めた初戦の内容に関して球界OBの間からも考察の声が上がった。
現役時代は大洋(現DeNA)で活躍、引退後は日本代表コーチを務め、現在は野球解説者として活躍する高木豊氏は8月11日に自身のユーチューブチャンネルに「【速報解説】阪神が近本&森下&佐藤のホームランで巨人に圧勝!露骨に現れた『阪神と巨人の差』諦めても良かった6失点KO山崎伊織の投球…なぜ明暗が分けたのか速報で解説します」と題した動画を更新。初戦の内容に独自の目線で考察を加えている。
高木氏がまず着目したのは阪神先発、村上の立ち上がりだった。
最近の傾向から「立ち上がりはリズム乗れてないかな」と見ていたところ、巨人は初回、先頭の浦田俊輔が左安打で出塁。
次打者、松本剛は初球セーフティバントの構えをしながらボール球を見逃した中、2球目に巨人ベンチがエンドランをかけ、そのボールを松本は二直とし、飛び出していた浦田もアウト、あっという間に二死となり先制のチャンスを逃した。
この場面、松本の内容に関して高木氏は「なぜマツゴー(松本剛)が引っ張らなかったのか」とコメント。
状況的にランナーが一塁にいて、足が速い浦田が盗塁を仕掛けてくることを想定し、阪神は遊撃がベースカバーを想定して二塁寄りに入る場面としたうえで、三遊間があくという守備隊形が分かっていれば「マツゴーの技術だったら脇を締めて、たたみにいって、ショートゴロを打ちに行ったらアレがヒットになる」として、「なんであれを流しにいっちゃったのかなって」と打撃技術の高さも認められる松本だけにもったいない打席だったとした。
「打って一、三塁 引っ張ってつないだほうが良かったな」と先制のチャンスも生まれる可能性もあったとした。
結果としてその後は村上も安定感あふれるピッチングを披露。5回までは散発3安打、4回一死からボビー・ダルベックにホームランを浴びてからはさらに制球に気を配り、8回まで無安打ピッチングとなった。













